剱岳 別山尾根
平蔵谷の源頭
夏までは、もっと上まで雪渓が残っていますが、冬の前はこのように雪渓は下まで後退しています。
明治の陸地測量部の測量隊は、剱岳山頂の東側にある長次郎谷を登っています。雪渓が山頂近くまで登っているのは、登頂困難な剱岳で唯一登れる可能性(登山の技術的な難易度が低い)がある場所と考えたのでしょう。現在一般ルートのなっているこの別山尾根(大正時代に初めて踏破された)も鎖場等が整備されなければ一般ルートに成り得ません。
Canon New F-1 + NFD 28mm F2.8 (RDPⅢ)