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山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

同じシャーシのアンプ

2015年07月29日 | 日記





同じシャーシ(350×250)で3段階。

2008年の最初の状態は、12AX7-6BQ5プッシュプルアンプ。
今でもオーディオアンプやギターアンプによく使われている高増幅率の12AX7と同じような用途で用いられ、大きなパワーが得られる6BQ5の組み合わせ。大きなゲインが得られ、ボリュームをかなり絞って使っていました。ただ、回路の設計、実装に未熟なところが多く、次へ。

2013年、出力管を6L6または6V6とし、最初のアンプよりも初段管の増幅率を減じてもよいと判断して、低増幅率の12AU7または12BH7を使用したアンプ。結果、ゲインは小さくなったものの、広帯域化し、特に高域が前のアンプよりもよく伸びました。

2015年、実験や試作品を作ってデータを集め、設計しづらい6AS7/6080をアンプに活用する目途が立ったこと、今後20年は使い続けられることを目標にしました。6AS7は大きなドライブするための電圧が必要ですが、このアンプの前段にオペアンプを入れ、初段がオペアンプ、ドライバ段に12BH7または12AU7とし、出力管の6AS7という三段構成としています。