NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

登山シミュレーション

2015年11月27日 | 日記

少年少女登山教室
登山の基礎的な知識を勉強するのにただ見せて伝えるだけでは何も残らないことから自分がいつもやるのが、机上で登山をするいわば登山シミュレーション。

講習会の時は体験学習ですが、登山者が行う「登山計画書」の作成と同じ行為をしています。

つまり登山計画書を作成すること自体が登山について知るためのいい学習になります。遭難防止のためとか、許可書的な意味合いがとても強くなっていますが、山を知るためにも登山計画書ですね。逆を言うとしっかり登山計画ができる人は山についてよく知っているということですね。

ただ、登山の後に「登山を記録する」という行為の大切さをどう伝えればいいかは未だに難しいところ。山岳会に入っている人の中でも山行記録をしっかり残している人は少ないでしょう。ただ、言い方が難しいですが。「できる登山者」はみんなちゃんとペーパーに記録を残しています。ログブックの作成はぜひおすすめしたいですね。山歴書の提出を求める資格もあります。

まず登山パーティから自己紹介ではじめ、リーダーを決めて登山シミュレーションをしてもらいました。

体験学習の手法としては、KJ法やラボラトリー方式の体験学習がありますが、どちらも用います。自分が自然体験活動指導者の資格を取る講習の時はラボラトリー方式の体験学習を習った記憶がありますが、全員が考え、全員が発言し、グループとしての決定をしていくという一連の流れ。全員が集中できて達成感も味わえるのでよく使います。