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山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

ガラクタから拾い上げたタクマー35mm f2

2018年04月12日 | 日記

PENTAX SL + SMC TAKUMAR 35mm f2
捨てられる寸前の大量のガラクタの中から拾い上げたレンズ(SMC TAKUMAR 35mm f2)。ゴミという感覚で拾い上げてみたものの、外観に損傷無し。レンズの外側、内側にも傷や曇り、カビなし。埃すらなし。前後キャップも付いており、これにも傷や汚れがない。ヘリコイドも適度に重く、、、という全く問題がなく、むしろほとんど使われてないレンズでした。F値が3.5のものは中古市場でも見かけますが、F2はあまり見られません。PENTAX SLに付けて試してみましたが、やはり問題なし。ゴミの中からお宝発見でした。ただし、当時のPENTAXのレンズは黄色に変色してしまっているのがほとんどで、このレンズもわずかながら黄色に変色しています。レンズに放射性物質が含まれているらしく、それが原因のようです。

PENTAX SL(1968年)も変わり者。露出計を搭載したSP(1964年)の後発モデルにもかかわらず、露出計を省いています。当時は機能を付加すると、壊れる要素が増えるので嫌がられたのか、露出計を信用しなかったのか?? ま、機械式のカメラは、露出計に惑わされず、頭の中で露出を決めてシャッターを切ったほうが仕事が早い。Canonのカメラ(F-1やFTb等)は露出計のON/OFFスイッチなんて付いてますが、いちいち使わないです。基本、OFFです。