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南竹 成己

レコードの再生

2014年08月27日 | インポート
Dsc_6103
レコードの再生
レコードの針は、カートリッジにセットされており、カートリッジは、ヘッドシェルにセットされています。見たこともないという20代未満の方々も多いですね。でも最近レコード(アナログ盤)が復権してきているようです。新しいのは、Perfume LEVEL3のレコードが発売されたばかり。これが出たとたん、オリコンランキングの上位に上がってきたのは、レコードとCDの合算か、レコード単独なのかはわからないですが。

写真は自分が使っているカートリッジ・ヘッドシェルの2セット。両方ともオーディオテクニカ製で、いずれもVM型。

レコードを再生するカートリッジは大きく分けて2つ。MM型とMC型。VM型はMM型相当。どっちがいいかというとMC型。でもMM型と比較して高価で、自分が造る真空管アンプはゲインが小さく、出力電圧の低いMC型は相性が悪いため、VM型をずっと使っています。MC型:0.1mV~0.5mV、VM型:4mV~5mV。

レコードとCD、どう違うんだ?という話が昔からありますが、音が出た瞬間で違いがわかります。レコードは高域まで透き通って透明感のある音で、楽器やボーカルがはっきり位置がわかり、広さや高さをCDよりも感じます(優秀なMM型やMC型での再生に限ります)。同じ曲でCDとレコードを比較すると、レコードを聴いたときにこんな音も入っていたんだと感じることがあります。

ただし、それを生かすには、それなりの環境が必要になってくるのがCDと比較して欠点となるでしょう。CDは取扱いが簡単で、どんな機器でもそれなりの高音質が得られますね。

写真の赤は、AT10G RD。黒はよりハイスペックのAT150MLX。BGMでレコードを聴くときは、AT10G RD。AT150MLXは解像度が高く、透明度が高く、とても端正な音となるので、BGMで聴いているとそっちに集中力を取られてしまう。積極的に音楽を聴く場合はもちろん、これですけどね。値段にして5倍近くの開きがあります。AT10G RDはそろそろ針の交換時期。劣化した針はレコードを損傷させるので、早めに変えちゃいましょう。


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