NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

韓国岳解禁はあと少し?

2012年07月05日 | インポート
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新燃岳も落ち着き、そろそろ登れるというニュースも聞こえてきます。「霧島」の名前を頂いている我が山岳会はホームグラウンドの霧島に登れない日々が続いてきましたがようやくというところでしょうか。ただ、真夏というのがちょっと、、、

写真は、今年1月の遭難発生時にNPO法人南九州山岳救助隊で捜索したときに捜索活動を記録した中の1枚。韓国岳山頂からの景色。北峰下より沢を進み、遭難者が行ったであろう箇所を想像しながら捜索しました。遭難者は深い沢に降りようとする心理が働くため、深い沢も懸垂下降で下を覗きましたが、それでも遭難者を発見できませんでした。そのことがまだ頭の中にありますが、新燃岳が落ち着いて山に登れるといういいニュースに楽しみができました。





レンズのオーバーホール

2012年07月03日 | インポート
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Ai Nikkor 50mm F1.4S
私の手元に来たときにチェックするとレンズ内外はチリが多く、薄い曇りがありました。レンズは結構汚れていても撮影にはそれほど影響しませんし、レンズを触ることによって生じる傷の方が怖いため、フィルター以外は滅多に掃除することはありません。でもこのレンズはおそらく20年以上経過しており、ヘリコイドグリスも抜けてジャンクに近い状態になっていますので、オーバーホールしましょう。写真は、前部レンズ群と絞りリングをばらしたところ。


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後部レンズ群。これをさらにばらして1枚1枚清掃していきます。

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絞り。チェックしましたが、問題なしなのでそのまま。ジャンクのレンズはよく固着しています。

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レンズを拭くときは先が平たい割り箸にクリーニングペーパーを巻きつけて行います。「拭き3年」という言葉もありますが、レンズ拭き、完璧に仕上げるにはなかなかなかなか難しいですね。




Nikon FE 修理完了

2012年07月01日 | インポート
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分解して点検と調整をして一息ついてから元に戻します。分解よりも組み立ては楽。でもねじやパーツ類を無くさないことが大事ですね。探すのに1日かかったこともありますから。カバーをする前に緊急シャッター(当時の電子式シャッターのカメラには電池が切れたこと等を想定して電源なしで機械式に動かせる機構を持っていた。)を動作させてみると、シャッターが切れます。電子シャッターも露出計もたぶん大丈夫でしょう。

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元に戻りました。外観も中身もきれいになりました。自動露出ができるカメラなので、ついでに巻き上げも自動にしてみましょう。モータードライブMD-12を付けてみます。堂々とした重厚感のある姿になりました。電子シャッターもOK、露出計もOK。完全復活です。モータードライブで動かすとけたたましい音をたてて動きます。かつて、報道カメラマンの主力はNikon F3。でもシンクロスピードはFE,FM系列の方が速かったためにFE,FM系列のカメラ+MD-12はスピードライトを使うときに多用されていたらしい。一般的な撮影には必要ありませんが、安定感がとてもよくなります。このカメラの欠点はFM2やFM3Aと比べるとスクリーンが暗いことでしょうか。今でも新品が手に入るFM3A用のスクリーンと取り替えて使おうと思います。