Nikon F4 + NIKKOR-S Auto 50mm f1.4 Ai改
この日のランは、高隈山 鳴之尾牧場から出発して、沢沿いトレイルを下り、有武町の集落へ。そこから万滝へトレイルに入り、万滝を経て高隈山中腹の林道へ。林道を東へ向かい、白滝へ。白滝から鳴之尾牧場へ。距離約12km、累計標高約800mのショートトレイル。
最近、走るときに持っていくカメラは、PENTAX MEやLX、チタン外装のNikon New FM2/Tと意識して軽いのを持っていきましたが、前回は重いCanon New F-1 + NFD 35-70mm F2.8-3.5で約1.4kgで、今回はNikon F4 + NIKKOR-S Auto 50mm f1.4で約1.4kg。
この重さはザックの全体の60%近く。つまりカメラがなければ半分以上軽くなるのだが。。。でも今までの経験からカメラを抱えても20km未満のショートトレイルならそれほど影響ないなという結論で。デジカメだけ持っていくと、写真に撮りたい景色に出会うと、なんでフィルムカメラ持ってこなかったんだと精神的に悪い。
てことで、今回はNikon F4。かなり前から使っていたNikon F4は使いつぶし、自分にとっては2台目のF4。AF機ながら、操作はMF機と同じでシャッタースピードのダイヤルを回し、絞りリングを回して。F4よりもずっと古いレンズを付けていますが、なかなか相性良く見えます。Nikon Fマウントができて以来の古いレンズから、最新の絞りリングの無い(Gタイプ)のレンズも限定的であるが使用できる。自分が持っている古いレンズ(Ai以前)はすべてAi改造しています。
霧島山岳会 高隈山トレイルランニング初心者講習会
平成26年5月31日(土)、6月1日(日)に開催します。
詳しくは、開催要領をご覧ください。
霧島山岳会 高隈山トレイルランニング初心者講習会 開催要領
http://www7.ocn.ne.jp/~mnarumi/trun20140531.pdf
鹿児島県内でのトレイルランニングの普及と仲間との交流、特にトレイルランナーや登山者に必要な読図等の登山の技術を学ぶ。また、高隈山の紹介、高隈山でのトレイルランニングの可能性を探る。
・・・という目的でトレランを通じて多くの山で遊ぶ人たちと交流できたらと思っています。
問い合わせは、私までメールください。
Canon New F-1
1981年に登場したNew F-1。当時は、報道ではNikon F3(報道用モデルのF3Pが主だったか?)がほとんどだったというが、スポーツカメラマンにはこのNew F-1が人気だったそうだ。1981年といえば、自分はまだ6歳なのだが、このカメラは1990年代まで作られていたので、カメラ屋でカタログを見たことがあった。自分が使い始めたのはすでに製造が終わっている2000年代から。昔から持っていたCanon FDレンズが使用できるボディが欲しかった。今まで(今も)使っていたNikon Nikkor、PENTAX TAKUMAR、OLYMPUS ZUIKO、Canon FDのうち、最後はどれを選ぶかと言われればCanon FDレンズを選ぶ。
このカメラの特徴と言えばゴツさだろう。艶消し黒の金属の塊のような重たくて頑丈なボディとほとんど巻き上げの感触がないNikon F3とは対照的な重たいゴリゴリ感。でもそれが信頼感を与えてくれる。機械制御と電子制御のハイブリッドシャッターだが、電池が切れた場合はほんの緊急的な使用しかできないが、全速両方で制御できる完全なハイブリッドシャッターを実現できたのは2000年代のNikon FM3Aからなので、当時としては機械式と電子式の両方を持つシャッターは優れものだったのだろう。実は山で電池が切れて機械シャッターを使ったことがある。Nikon F3では機械式シャッターはあくまで緊急用シャッターとなっている。