昨日は本当に疲れました。
TBPの然別ライディングは、出発時の予報が雨ということで中止となっていました。そんなこともあって朝は7:00頃ゆったりとお目ざめ。外を見ると厚い雲があるとはいえ、道路はドライ。
時間をずらせば行けるのでは、と準備を始めました。おじさん時間の10:00チョイ過ぎに自宅を出発。耳に当たる外気も心地よい温度。低い雲とはいえ、札内橋からは二ペソツの山方面もなんとか見えます。
十勝川堤防に出ると、白い桜がいまだに花をつけています。チシマ桜かな。この日もあちらこちらで、今が満開の桜が見えました。
堤防に出ると、西風が少し強くなってきたので、堤防から降りて、河川敷を通り平原大橋まで行き、そこから音更に入りました。
農家さんには日曜日もありません。今が旬の仕事がいっぱいあります。ここは玉ねぎ畑のようです。出面さんを雇って、補植作業を行っているようです。人手が足りない時にお願いして来てもらっているのです。旬の仕事は、猫の手も借りたいところなのだと思います。
ここらあたりを越えると、西風が一層強くなってきました。上然別辺りでは、ほぼフラットな道路なのに何度もダンシングをしていました。この日は初めから坂のぼり状態です。一体全体、然別の峠は上れるのかな。不安が広がってきます。この前に通った、鹿追町の安全旗はこの日も威勢良くたなびいていました。
ここを数100メートル行って右折し、休憩を予定している瓜幕道の駅へ向かいます。この辺りから、薄日もさしてきて、時折影もできるようになってきました。
瓜幕道の駅では、休憩とトイレタイムを予定していましたが、朝のコーヒーが効いてきて、我慢できません。途中雑木に入って用を足しました。で、ついでに空を見てしまいました。そしたら、太陽の周りに立派な「暈(カサ)」ができているではありませんか。傘の部分はうっすらと色も付いていました。
ここの道は、正面からの西風ではありませんが、上り基調で結構きつかったです。瓜幕道の駅に着くころは太陽もまともに出て、上空の雲が勢いよく流れていました。道の駅では、30分ほど休憩を取り、作ってきたサンドイッチや補助食、道の駅で買った鶏のから揚げを食べました。脂肪は消化吸収に時間がかかるので、ライディングの時はほとんど食べませんが、今日は食べたかっただけです。ここは乗馬コースもあり、乗馬体験もできる道の駅です。
ここからは、今日の目的の白樺峠に向かいます。東西のヌプカウシ山の間に峠のゴールがあります。気合いを入れて、やるっきゃない!
峠下の駐車場で、ウインドブレーカーやオーバータイツを脱ぎ、手袋も脱いでいよいよアタックです。腕時計のストップウォッチを押してスタートです。今年初めての8kmヒルクライムは本当にきつかった。一人ライディングということもあったと思いますが、43分を要しました。4年前の記録は39分台もあったのですが、この日の結果は、このようでした。
自分に甘いおじさんですから、言い訳はいくつでもします。①峠下まで自走してきた②西風に向かって必要以上に体力を消耗した。③前回は、峠下までは自家用車で移動した。
言い訳をしましたが、やっぱり年を取ったということは現実です。しっかりと認識する必要があります。折角来たので、頂上にて勇姿(?)を1枚。
後は下る一方、強い西風でブレーキレバーを引きっぱなし。途中扇が原展望台で十勝平野を1枚。ここも、地球が丸いことを実感できます。
瓜幕まで来たところで、アタックしたヌプカを1枚。往きに来た時よりずっと青空が広がっていました。
後は西風に押され一気に、来た道を戻ってきました。
往きは、折り返しの白樺峠頂上までの平均速度は17.0km/hと、ロードバイクとしては哀れな速さでしたが、帰りは30km/h~40km/hという速さで快適にペダルを回したものですから、平均速度(AV)も22.5km/hまで回復していました。
今日の総距離、120.9km、MAX56.2km/h
昨日は疲れて、食事と風呂に入るのが精一杯。奥さんには「歳を考えなさい!」と、今日も言われています。