「ママカリ」は、おいしいので隣家から飯を借りる、という話が年に1~2度新聞に載ることがある。今朝もそうだった。
かつては、おいしいと思う人も、いたのだろう。好き好きだから。
魚が減った今では、おいしいと思う人も多いだろう。身近な魚でなくなったから。
ママカリは雑魚で、子供の時、朝昼晩、それも毎日のように季節によっては食べた。あれだけ食べると、もうほしくはない。
(母の話)
焼く、酢ズケ、・・・すぐ食べるときにゃぁ。
どうにもぎょうさんある時にゃぁ・・・・ぬかずけ。
ぬかずけ、米のヌカに塩をいれて。ヌカの甘味がぢょうた。
長しゅうもちょうた。一月も二月も。
ままかりも、つなしもそうしょうた。
おからに漬ければそっちのほうがよかったが、おからは金を出さにゃあ買えんけぇ。
2000・12・17
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ままかりといかなご
ままかりもつなしも、糠漬にしてながしゅうたびょうた。
ままかりは群れがきた時にゃただのようになりょうた。ほれで分けてもらようた。
2001年10月7日
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(姉の話)
ママカリ
(近所の漁師から)売り物にならんものを持ってきてくりょうた。
その代表がママカリ。
焼く
唐揚げ
焼いたのを酢漬け
骨ごと食べれておいしかった。
談・2017.1.30
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(母の話)
ほうろく
ツナシやママカリを焼く。青い松葉の上にツナシやママカリを置いて焼く。おいしゆう焼ける。
(七輪より大きく)ようけい焼けるけぇ勝手がよかった。
談・2004.5.30
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(父の話)
雑魚
笠岡へもっていかれん、傷んだりした雑魚をくりょうた。
じゃこ、ツナシ、ママカリ、フグ。
ママカリやこゼニになりゃあへん。
(母の話)
カスを浜に買いに行って糠ずけや塩ずけにしょうた。
談・2004.5.30
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