しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

牧水歌碑祭り  (岡山県新見市哲西町・二本松公園) 

2024年11月10日 | 祭を見る

幾山河越えさり行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく

 

(備後・備中の国境、二本松峠)

 

自分の記憶が正しければ・・・の話だけど、
高校の授業で「幾山河は」は、県北の備中・備後の境付近で詠まれたと国語の先生は言っていた。

いつの間にか、備中・備後の県北であることに間違いはないが、
岡山県哲西町の二本松峠の茶店「熊谷屋」での作品と断定されたようだ。

あの付近であれば、どこだっていいんだけど、そうでない人や
どうしても決めたい人や、調べたい人や、それによって郷土自慢したい人もいる。

 

  


今日は「牧水歌碑祭り」。
市長さんや県議さんも出席して、牧水先生をしのんだ。

 

牧水先生にちなみ、郷土では短歌が盛んで、中学生や高校生や一般に分かれて作品表彰された。

その後で、歌碑にお酒をそそいだ。

 


牧水は酒と旅を愛した歌人。
歌碑にお酒を飲ますように流した。


その後でアトラクションが始まった。
まず哲西町の婦人コーラスによる「幾山河」の合唱。

 

 


次に太鼓で「幾山河太鼓」、
とにかく「幾山河」のお祭り。

 


牧水が旅したり、歌を詠んだ場所ではいろんな行事が今もあり
あの世から牧水先生も愛されっぷりに満足しているに違いない。

 

 

 

見た日・2024年11月4日

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1 コメント

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牧水 (killy)
2024-11-11 08:55:44
この歌は、文法をクドクド説明しない方が良いですね。
昔、文芸春秋の随筆で金田一京助氏が「牧水といえば、親の仇」といわれるほど牧水は金田一家へ借金に行ったようです。
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