9月29日に大学の運動会がおこなわれました。
私は今まで1度も参加したことは無かったのですが、担任の老師が「開会式だけで後は帰っていいから」と言われるので、意味も分からぬまま(後で分かるのですが・・・)参加することにしました。
7時に校舎の前に集合し、背中に遼寧師範大学 国際教育学院と、染め抜いたTシャツを渡され、上に羽織りました。
待つこと1時間、やっと動き出した行列は私たちの学院のある「北院」の競技場ではなく、「南院」に向って進んで行きました。
行列の先頭。行事の時はいつも駆出される中国服の美女。
大きな花輪持参です。
行列の中の楽しげな様子の我が夫です。
この大学は2万人以上もの学生を擁するマンモス大学です。
初めは「南院」だけだったらしいのですが、大きくなるにつれ「黄河路」という大きな道路を挟んだ反対側に「北院」が出来たらしいです。
私たちが競技場に着くと、思いがけず大きな拍手で迎えられました。
そこには、もう沢山の学生達が揃っており、準備は整っているようでした。
美女達のご苦労は此処に飾られていました。 中国ではこのように如何なる時でも「面子(ミエンズ)」を大切にします。
私たちは拍手の中を、渡されていた小旗を振りながら行進していきます。
「ねぇ、これってオリンピックの行進みたいじゃない!」
何だか、うきうきしてきました。
我がクラスの人気者、ロシア人のMさん。
日本人には無い乗りで、大はしゃぎです。
夫のクラスメイト?
前学期のクラスメートEさん。 彼と一緒に楽しそう!
行列の中に、先日アップできなかった「ティンリー(ヒヤリング)」の盖老師(男性)を見つけ、パチリ! 老師もとても楽しそうです。
全員が揃うと、国旗掲揚です。
私はオリンピックを真似て、中国の国旗が上がるのを見ながら胸に手を当てました。
学長さん?の挨拶も終わり、諸注意があった後開会式は終わりです。
応援体制も整い、これから楽しい運動会が始まります。
私たちは本当に「開会式」のみで、学院に帰ってきました。
参加する気のなかった私も少しがっかり?した気分です。
話をつなぎ合わせると、「春季」は学院の運動会で各種競技に参加し、「秋季」は大学の運動会の「開会式」にだけ参加するようです。
大学も参加するのは1年生だけで、2~4年生は既に「国慶節休暇」で、郷里に帰省しているらしいです。
2万人以上の学生が一堂に会する事は難しいのでしょう。
7時に始まった私たちの運動会は9時の帰宅で終わりました。
来年の「春季運動会」参加してみようかな
余談ですが、1年生は入学すると2週間、迷彩服を着て「武器なし軍事訓練」を受けます。
これは此処だけでなく、中国の大学は何処でも行われていることのようです。
開会式の彼らの様子を見ただけでも、その訓練の効果はとても大きいように感じます。
日本でも取り入れたらどうでしょうか!?