帰国以来、とても気になっていることがありました。
中国では宿舎には湯船がないので5か月間シャワーのみでゆっくりお風呂に使って体をきれいにすることができません。
体の皮膚はだんだん干からびたようになっていき、どんなに擦っても綺麗にならないのです。
それで、帰国してお風呂に入ると、ちょっと擦っただけで垢が浮いてきて湯船は一面垢だらけになります。
今年はとても暑いので、毎日汗ダラダラの生活です。
(昨年はクーラーをつけていた娘も、節電に協力とかで一切クーラーをつけません)
私はもともとクーラーはあまり好きでなく、汗をかきながら時折吹き込む涼しい風を楽しんでいますが・・。
帰国して2週間、私の身体にこびりついていた垢は取れたようですが、腕や背中を掻くとまだ垢のようなものがポロポロ取れてくるのです。
そして、身体がイガイガして気持ちが悪い!
それで、今日思い切って「垢すり」に行くことにしました。
次女は用があるとのことで、長女に電話をし付き合ってもらいました。
そこは帰国時には必ず1度は行く「もじ楽の湯」・・・ここはナノ水を使っているとかで人気のお風呂です。今日もお昼から入浴客でいっぱいです。
20分ほどお湯に浸かって・・・垢すりに行きます。
いつもは二人で垢すりをしてくれるのですが、今日は一人しかいないので私が先にやってもらいます。
ここは「韓国式垢すり」らしいのですが、やってくれるのは皆、中国人です。
何回かやってもらっているので、今日もおしゃべりを楽しみにしていたのですが、
彼女は休みで新人さんでした。
彼女は上海出身で来日2年半だということでしたが、上手な日本語を話します。
私が、4年前に中国に行って、今は青島で中国語を勉強しているというと
「とうして? 中国語の勉強は楽しい?」 「中国は好き?」 などと尋ねてくるので
敢えて中国語で答えると・・「驚いた!中国語上手ね。 言っていることみんな分かるよ!」と
今度は中国語で話かけてきます。 時々とても速くて聞き取れないこともありましたが
改めて「什么(何)?」と聞き直すとゆっくり話してくれ、スムーズな会話ができました。
彼女は自分はまだまだ日本語が下手なので勉強しなければならない。
北九州で日本語を教えてくれる所はあるだろうか?などと聞いてきます。
それで、私も彼女の勉強のために日本語で話すことにしました。
何分コースだったのかな? おしゃべりをしながらあっという間に終わりました。
「心配しなくていいよ! これは古い角質で垢ではないよ!」と慰めてくれる程たくさんの垢?がでました。
娘を待つ間、もう1度ゆ~っくりお湯に浸かりました。
何だか身体が軽くなったような気がします。
今度は冬休みにね! 彼女の日本語がもっとうまくなっていますように