mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

身も心もすっきりです!

2012-08-09 14:56:47 | 日々の出来事

帰国以来、とても気になっていることがありました。


中国では宿舎には湯船がないので5か月間シャワーのみでゆっくりお風呂に使って体をきれいにすることができません。

体の皮膚はだんだん干からびたようになっていき、どんなに擦っても綺麗にならないのです。

それで、帰国してお風呂に入ると、ちょっと擦っただけで垢が浮いてきて湯船は一面垢だらけになります。


今年はとても暑いので、毎日汗ダラダラの生活です。
(昨年はクーラーをつけていた娘も、節電に協力とかで一切クーラーをつけません)

私はもともとクーラーはあまり好きでなく、汗をかきながら時折吹き込む涼しい風を楽しんでいますが・・。


帰国して2週間、私の身体にこびりついていた垢は取れたようですが、腕や背中を掻くとまだ垢のようなものがポロポロ取れてくるのです。
そして、身体がイガイガして気持ちが悪い!

それで、今日思い切って「垢すり」に行くことにしました。
次女は用があるとのことで、長女に電話をし付き合ってもらいました。

 

そこは帰国時には必ず1度は行く「もじ楽の湯」・・・ここはナノ水を使っているとかで人気のお風呂です。今日もお昼から入浴客でいっぱいです。

20分ほどお湯に浸かって・・・垢すりに行きます。
いつもは二人で垢すりをしてくれるのですが、今日は一人しかいないので私が先にやってもらいます。
ここは「韓国式垢すり」らしいのですが、やってくれるのは皆、中国人です。
何回かやってもらっているので、今日もおしゃべりを楽しみにしていたのですが、
彼女は休みで新人さんでした。

彼女は上海出身で来日2年半だということでしたが、上手な日本語を話します。
私が、4年前に中国に行って、今は青島で中国語を勉強しているというと
「とうして? 中国語の勉強は楽しい?」 「中国は好き?」 などと尋ねてくるので
敢えて中国語で答えると・・「驚いた!中国語上手ね。 言っていることみんな分かるよ!」と
今度は中国語で話かけてきます。 時々とても速くて聞き取れないこともありましたが
改めて「什么(何)?」と聞き直すとゆっくり話してくれ、スムーズな会話ができました。

彼女は自分はまだまだ日本語が下手なので勉強しなければならない。
北九州で日本語を教えてくれる所はあるだろうか?などと聞いてきます。
それで、私も彼女の勉強のために日本語で話すことにしました。

何分コースだったのかな? おしゃべりをしながらあっという間に終わりました。

「心配しなくていいよ! これは古い角質で垢ではないよ!」と慰めてくれる程たくさんの垢?がでました。



娘を待つ間、もう1度ゆ~っくりお湯に浸かりました。

何だか身体が軽くなったような気がします。

今度は冬休みにね! 彼女の日本語がもっとうまくなっていますように


Z老師、お久しぶりです!

2012-08-09 07:38:54 | 日々の出来事

昨日、私たちはS大学で中国語を教えている青大のZ老師に再会しました。


夫の運転する車でS大学まで彼女を迎えに行き、小倉の街を案内した後我が家でゆっくりお話をする予定です。


 先ずは小倉城

 

 

私たちも久し振りの小倉城です。 中の様子はすっかり新しくなっていて初めて来たように感じました。
彼女はとても関心を持って全てを熱心に見て回りました。

 

天守閣からの眺めもずいぶん変わっていました。 

「あら? あのビルがなくなってる!」 「あの建物は何?」・・・まるで浦島太郎状態です


小倉城周辺には「松本清張記念館」や「小倉城日本庭園」などがあったのですが、小倉城内を見物し終わった頃にはお昼になっていました。

小倉の街中も案内しようかと夫は思っていたらしいのですが、城内を歩き回って私の体力は限界に来ていました。

「Z老師、ごめんなさい! お昼を食べながらゆっくりお話ししましょう!」と言うことになりました。




街中は変わってしまってよくわからないので、私の行きつけのお店に案内しました。
中国ではすべてが大盛りで出てきますので、この様な日本料理を是非味わってもらいたいと思ったのです。

「にぎわい花籠」という名の料理;一つの籠に日本の特色料理が詰まっています。
向こうから、天麩羅、茶わん蒸し、ミニ海鮮丼、一口ステーキ、冷やし肉うどん、筑前煮、香の物

彼女はとても美味しいと喜んで食べてくれました。
私も、冷やし肉うどんがとても美味しくて・・大満足でした!

 

彼女は大学の授業の他に「日中友好協会中国語講座」の教師も務めており、そこの生徒さんが皆さん(大半が高齢者)熱心でとても楽しいとのことでした。
半年の間に、長崎、佐賀、熊本、大分・・等あちこちに出かけていて、長崎のハウステンボスがとても楽しかったようです。
又、秋には中国語の会議で京都に出かけると、とても楽しみにしています。

日本に来て半年、彼女が日本での日々を楽しく送っていることは顔を見てすぐに分かりました。
詳しいことはよく分かりませんが、ご主人やお子さんも呼んで一緒に暮らすようなことを言っていました。
彼女のように日本のすべてに興味を持って、それを受け入れ楽しんで生活をしているのを見るのは、日本人としてとても嬉しいことです。


食事を済ませて、彼女が中国の甥御さんに頼まれたエヴァンゲリオンのフィギア?を探しに小倉駅の新幹線口近くにある「あるあるシティ」というところに行きました。
下関であちこち探したけれどなくて・・「小倉のその店にならあるでしょう」ということだったらしいのです。

新幹線口付近も私の知っている頃とは全く変わっていました。
ここでも私たちは浦島太郎状態に・・・、街なんてあっという間に変わってしまうのですね!

探していたものが何とか手に入って、我が家に向かいます。

 

我が家では私たちの結婚式や新婚旅行写真、中国での旅行の写真を見て楽しみました。

本来ならどこか温泉にでも案内してゆっくりしたいと思っていたのですが・・思いのほか手の回復が遅く、暑さのせいか私たちの体力がもたなくて・・私の手料理を味わって頂くこともできずに、夕食は近くのスシローに。

彼女は生のお魚が大好きで、特にサーモンが大好物とかで私と一緒にパクパク・・・よかった!

大したおもてなしもできずにとても心苦しかったのですが、彼女の元気な姿と、日本にすっかり馴染んでいる様子を見ることができて安心しました。

次回、冬休みの再会を約束してお別れしました。

Z老師、あと半年お元気で日本の生活を楽しんで下さいね