黄鶴楼は武漢随一の名勝地であり中国の江南三大名楼の一つである
地図上の④→⑤への移動はタクシーに乗って
このタクシーの運転手さんもとても親切で通り路のガイドをしてくれ、楽しい移動になる
途中、広大な敷地を持つ武漢大学の傍を通る・・運転手さんもこの大学に誇りを待っているのか素晴らしい大学であることを力説する
運転手さんは親切にここからの方が近いからと、東大門に案内してくれる
遠くから見たらツツジの花かと思ったが、ブーゲンビリアだった・・とても綺麗に咲いていて疲れた心が慰められる
入園料は80元で、ここも半額になる
誰の像だろうか、この前から遊覧バスが出ていたのでこれに乗って行くことにする(10元也)
遊覧バス専用の路を走る・・・緑いっぱいで心地よい
思ったより新しいと思ったら
三国時代の223年、呉の孫権によって軍事目的の物見櫓として建築され、その後、幾度の戦火にて焼失と再建が繰り返され現在の黄鶴楼は19世紀当時の姿を参考にして1985年に再建されたもの らしい
私は残念ながら楼に登る力は無いので、周辺の景色を楽しみながら夫の帰りを待つ
以下は夫のカメラから拝借したもの
黄鶴楼にまつわる伝説(タイル絵)
昔、辛氏という人の酒屋があった。そこにみすぼらしい身なりをした仙人がやってきて、酒を飲ませて欲しいという。辛氏は嫌な顔一つせず、ただで酒を飲ませ、それが半年くらい続いた。 ある日、道士は辛氏に向かって「酒代が溜まっているが、金がない」と言い、代わりに店の壁にみかんの皮で黄色い鶴を描き、去っていった。 客が手拍子を打ち歌うと、それに合わせて壁の鶴が舞った。そのことが評判となって店が繁盛し、辛氏は巨万の富を築いた。
その後、再び店に仙人が現れ、笛を吹くと黄色い鶴が壁を抜け出してきた。仙人はその背にまたがり、白雲に乗って飛び去った
西大門を望む
鶴の羽に見立てた?反り上がった屋根
前方に白雲閣を望む・・手前は千年吉祥鐘
有名な李白の詩「黄鶴楼に登る」に謳われているれている長江の流れ
今では高層ビルと霞ではっきりと観ることができない
西大門から入ってきた人たちを観察しながら
夫が下りてくるのを待つ・・・私が待っているのを気遣ってか夫は早々に下りてくる
資料を見るとまだ沢山の展示物があったように思うがカメラには収まっていなかった
時計はもう14時を指そうとしている・・気が付くとお昼御飯も食べていない
汽車の時間は17:10発なので急いで駅に戻らなければならない
残念ながらゆっくりできないが出口を探しながら見物して歩く
唐代の詩人李白の手になる壮観の書。
壮の字に点が付いているがこれは李白が黄鶴楼のあまりの美しさに見惚れて誤って付けたとも、美しさに感動して
壮観さを強調するためにわざと点を入れたとも言われている
運良く私たちは南大門に向かって歩いていたらしい
南大門付近の池の壁に刻まれた?九十九羽の鶴の図を観ることができる
この土産屋通りを抜けて南大門から出る
運よく通りがかりのタクシーを捉まえることができ・・・荷物を取りに武昌駅に戻る
武漢には武昌駅と漢口駅の二つの駅があり、青島行の汽車は漢口駅から出るので漢口駅まで行かなくてはならない
空腹を抱えた私たちは、それでも漢口駅まで行ってから許された時間でゆっくり食事をすることにする
荷物を受け取り漢口行のバスを探していると、私たちを待っていてくれたかのようにバスが来る
やはり、武昌で食事をせず先ず漢口駅に行くことにしたのは正解だった
2階建てのバスだったので、2階に座り景色を楽しむ
長江にかかる橋を渡り
支流の漢河を渡り
・・・までは好かったのだが、漢口駅が近づくにつれ渋滞が酷くなり、交通マナーの悪い車が多くなる(ハラハラ)
街の至る所でこの様な状態を目にする・・漢口の開発は始まったばかりなのだろう
1時間ほどで漢口駅に到着・・・15:20 是ならちょっとゆっくり食事ができる 早くレストランを探さなくちゃ!
すぐ近くに珍しく西洋料理のレストランがある
今回の旅行では、三峡クルーズの船の食事以外はまともな食事をしていない
乗り物の連絡が良すぎて食べるのを逸したり、夜は疲れて「食事より睡眠!」状態だったのだ
夫はTボーンステーキ(オニオンブレッド、スープ&サラダ付き) アップルジュース
私はそんなに食べられないのでスパゲティーを注文する レモンジュース
夫はライスを食べたかったのだがなかったので、お粥を追加 (慌てていたのか写真撮り忘れ、途中で気付いて撮ったが無残)
なかなか来ないので少しイライラ・・・その間、とても美味しい生ジュースが気持ちを落ち着けてくれました
やっと来た! Tボーンステーキは美味しかったけれど・・スパゲティーは空腹を満たしただけのお味
食事を済ませ、スーパーで夜食と朝食用のパンと水、土産物を買う
ゆっくり時間があると思っていたがバタバタだった
寝台が取れなかったので普通席に座っての21時間の汽車の旅になるが・・・眠れるのだろうか
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