今日は南京二日目の観光
7時半過ぎにホテルを出て・・南京南駅に向かう
南京南駅内に長距離バスセンターがあるので・・先ず揚州行のバスの時間を調べてみることに
生憎、このセンターからの揚州行のバスの便はとても少なく・・14:30の便しかないので
他のバスセンターを当たってみるように言われたのだが、ウロウロして疲れるのも嫌なので
少し早いがその便の切符を買い・・コインロッカーに荷物を入れて、地下鉄で中華門に向かう
日本のコインロッカーのように簡単に扉が開かない
写真の真ん中にある自助小件寄存zizhuxiaojianjicun(セルフサービス手荷物預かり)と書かれてある下の機械で
タッチパネルの空いてる番号を押すと自動的に扉が開くシステム
日本の方が簡単でいいと思うけど・・・あんなに単純だと不正行為をはたらく人が多いのかな?
出口がいくつもあるといつも迷うのだが
ここは分かりやすく表示されていたので・・2番出口からすんなりと出る事ができた
又、この様な地図もあって目的地がとても分かりやすかった
地下鉄中華門駅から歩いて15分
秦准河に架かる橋を渡るとすぐに中華門
西門 大門 東門
この大門の“中华门zhonghuamen”の字は蒋介石が書かれたものだそうだ
入場料35元は老人割引で二人で34元になる
ちょっと一言・・・票价piaojia(入場券の金額)を見て下さい 算用数字の上に見慣れない漢字があるでしょう
請求書や正式な書類を書く時はこの様な古い漢字を使って書きます
一は壹(日本の壱) 七は柒と書いていますが(読み方は同じ)
これは読み違いや書き直しを防ぐために用いる数字で・・大写daxieと言います
中華門は明代には雨花台の位置する聚宝山に由来し聚宝門と称されたが、1931年に現在の名前に
改名された。周囲33.676Kmの南京城墻の一部であり南京城最大の城門であり東西の長さ128m、
南北の長さ129m、面積16512平方mあり、3つの瓮城(小城郭)、4つの城門と27の蔵兵洞がある。
中華門には3000人の兵士を配置することが可能で南京防衛の要であった。中華門は城門であるが
その規模の巨大さから要塞に近い。中国軍事史における現存する貴重な実物資料でもある。
1957年に江蘇省人民委員会により江蘇省文物保護単位に指定され、
1988年に国務院により全国重点文物保護単位に指定される。
門を入って行くとトンネルになっていて・・妙なる音楽が聴こえてくる
よく見るとこの中華門は4段構えになっていることが分かる
二胡がメインの楽団・・もっと聴きたかったけど、すぐに女性が歌い始めたので次に進む
壁には藏兵洞cangbingdongの説明がかかっている(近くにあった洞に入ってみたが
写真は撮り忘れた
藏兵洞はこの写真にある丸くくりぬかれたような洞窟のようなものです
平時は物資の貯蔵庫として、また有事には兵士の待機場所として使用されたようです
今は色んな物が展示してあったり、活動の場として使われているようです
藏兵洞の一つに置かれていた復元された中華門の模型
これを見ると4段構えの城壁がよく分かる
幾つかの藏兵洞の中の展示物・・・その時は分かったような気で見ていたが、今は思い出せない(涙)
「この馬道は戦争時、軍需品を運んで城に登る早道です。 将校も馬に乗って
直接、城の上に登ることができます。」と書かれています
私がえっちらおっちら階段を上って行っている傍らの馬道を子供たちや若者たちが競いながら
駆け上って行く・・・歳は構わないが、あの体力が欲しいなぁ
まだ完全に修復ができていないらしく、西側の方は立ち入り禁止になっていた
柵にあった貼り紙
“西側の城壁はまだ解放されていません 安全の為に、(柵を)乗り越えないで下さい”
この様な貼り紙をしたのは・・きっと乗り越えて行った人がいるからなのでしょうね
見物をしている間中、どこからか“北国の春”を演奏する音が絶え間なく聞こえていました
藏兵洞の一つで、このおじさんが一人でサックスを吹いていたのです
中国では北国の春がとても人気があるのは知っていましたが・・この一曲だけをずっと吹いていてくれるなんて
感激です! 私もやはり日本人ですねぇ
夫が見物を済ませて降りて行ってます・・・急いで追いかけなくっちゃ
小さな子も馬道に興味を持っているようです・・・用意、ドン! 预备,跑! yubei,pao!
次は今日のメインの南京大虐殺記念館です
現在、ブログをFBと連携していますので
そちらにイイネやコメントを下さるので
こちらのコメントが少なくなりました。
中国語の一寸一言はららおとめさんを想定して書いています
お役にたてば幸いです
以前は長距離バスセンターはどこも汚いと思っていましたが
南京は駅もバスセンターも新しくととても気持ちが良かったです
以前にも書きましたが、マスクも持参していたのですが
必要ないほどに好いお天気でしたよ
バスセンターも、大きくて立派です。
ホテルは? バスチケットは? 入場券は?と、ご一緒させていただてるように、読ませていただいてます。
南京と、聞くと、何だか反日が強いのでは?と、思ってしまいます。