mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

世界遺産「九寨溝」で森林浴&マイナスイオンいっぱい!

2011-06-07 11:41:31 | 旅行


運転手さんが7時に迎えに来て九寨沟の入り口まで案内してくれると言うので6:50に下に降りていくと
運転手さんはもう来て待っていてくれました。

夫が言うには、「お金は要らない。 サービスだ!」そうです。 何とご奇特な!  
昨日の800元が一寸高すぎたから? 余計なことは考えずに、お言葉に甘えて車に乗りこみました。 

昨夜の移動中はすっかり日も暮れていましたので全く周囲の風景は分かりませんでしたが、とても綺麗な街です。 

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1;運転手さんは老人割引がある筈だからそれを使うようにと、窓口まで連れて行ってくれます
2;入山券と専用バスカード(乗り放題)~中国にしては紙の質がとてもいい! 世界遺産だから?
3;ここでも九寨沟の地図を持った人が沢山いて寄ってきます。(左女性) 
  運転手さんは地図を見ながら観光の仕方を指南してくれました。(至れり尽くせりのサービスです!) 


九寨沟は中国でも最も美しい景色の代表としてよく教科書に出てきますので、是非来てみたい所でした。
PC上で資料を探していて、面白いサイトを見つけました。  
これを読まれてからブログをご覧いただくと、より分かり易いと思います。こちら

専用の観光バスで一気に終着駅の原始林まで来ました。 この森林の中を歩くのですね!



ここが出発点。 石碑には海抜3060mと記されています。

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1;案内板も整備され、2&3;遊歩道もとても歩きやすく作られています。
4;途中にはやはりチベット族の宗教塚がありました。 5;木々の間から山も見えてホッとします。

6   7;
6;森林内にはこの様に木の名前を書いた札が掛けられた木が沢山あり勉強になります。
7;30分程で初めの駐車場に戻ってきました。 他の方たちはバスで観光をしながら下って行くようですが、私たちは遊歩道を歩いて下ることにしました。

 次の目標は天鹅海です。

    天鹅海に到着です

遊歩道を歩きながら、以前歩いた日本の奥入瀬渓谷や尾瀬沼、尾瀬ケ原を思い出していました。
規模は全く違いますが・・・「こんな感じ日本のどこかにあったなぁ!」

 

 川辺に咲いた花たち

         
a b c d
上の断の花は何だか分かりませんが、a;日本の玄海ツツジのようでした。 b;夫が「ウドだと思うよ!」と言うので帰って調べてみたらとてもよく似ています。 ここらの人はウドは食べないのかなぁ? c;柳の花に似たもので春になると綿毛が雪のように舞い降りてきます。(遊歩道にはもう落ちてきた綿毛が積もっていました) d;夫がカタクリの花に似ていると言うのですが・・・?

 次は鷹爪洞となっています。 が、見つかりませんでした。

 

    

夫は地図を片手に草海を探します。 が、「ないなぁ!?」 「もう着いてもいいはずなんだけど・・・?」

   
遊歩道を清掃しているおばさんにききましたが分からず、また暫く歩き続けます。




これを書きながら、時間と写真を照らし合わせて多分これだろうと言う草海の写真です。

ここまで3時間は歩きました! お蔭で若かりし頃の山男&岡女の気分を甦らせて楽しい散策となりました。
疲れて来たと時間が迫って来たのもあって次の箭竹海まではバスに乗ることにしました。

  

やはりバスは楽ですね。 あっという間に到着です。
ここの水もとても綺麗で、池に沈んだ倒木から新しい命の芽生えがありました。 とても珍しい!

 

熊猫海

ここは昔パンダが生息していたことからその名が付いたという湖です。
今でも時折パンダが出没する・・・・・?という噂(定かではありません)。

    

観光客が多いせいか、チベットの民族衣装を着ての写真撮影の営業が盛んです。
チベットおばさんが盛んに「シャシン80元!」「シャシン80元!」と寄ってきます。 シャシンて日本語でしょ?
「高いからいい!」と、何度もはねつけますが、一気に「じゃぁ、20元。シャシン20元!」と、大幅ダウン攻勢。
私は全くその気はなかったのですが、夫が、「20元なら安いよ、記念に着て撮ったらいい!」と言います。
元来いたって素直な私、「そうね!」 衣装選びも出来ず、おばさんが持ってきたものを着せられて・・・。
「記念だからおばさん一緒にシャシン撮りましょう!」  
おばさんは恥ずかしがって遠慮していましたが、客の言葉には逆らえず、一緒に納まってくれました。 
馬子にも衣装と言うけれど、私には何とも似合っていない衣装です!

 

五花海

  ここも九寨溝を代表する「海子」(池)のひとつで、観光客で一杯です。

 

この辺から少し川の状況が変ってきました。


この辺りは珍珠滩といい日本語で真珠浜と呼ばれるところらしいです。

「珍珠とは真珠のこと。斜面を流れる水の飛沫が真珠のように見えるのが大変美しい珍珠灘、その水が幅310メートルの滝となって流れ落ちる様はなんとも迫力があります。」と説明されています



珍珠灘瀑布は、九寨溝でもっとも美しい滝である。向かいの崖の上から瀑布を見下ろすと、激流は長さ約500メートル、幅200メートル近く。それは曲線を描いて深さ40メートルの谷底へと流れおち、なんとも優美、秀麗である。谷底の傍らから仰ぎ見ると、また別の趣がある。落水の音がとどろき、しぶきが飛び散り、はね上がり、まるで勢い盛んな「千軍万馬」のようである。

山の中に突如現れた大きな滝に皆驚き、大喜びで記念写真を撮ります。
すごい勢いで落ちてくる水は飛沫となって私たちにもかかってきます。 マイナスイオンの嵐!!!

 

 サムネイルもアップし置きます

運転手さんのアドバイス通り、午前中はY字の右の路を一気に原始林まで登り、三時間ほど遊歩道を歩いて下り、後はバスを乗り継いで観光しながら下ってきました。

午后は分岐点から出ているバスに乗って、左の路を又、一気に長海まで上り、観光しながら下りてくる積りでしたが、長海と五彩池を見た後は疲れがどっと出て、興味が薄れてしまい「何処も午前中に見たのと同じようなものよね!」とバスから降りずに車窓からの観光にしました。

一番上の長海は海抜3150mです。

五彩池の水もとても綺麗でしたが、水量があまりありませんでした。


車窓からの景色。
        

 


「九寨沟民族文化村」

    
バスで下って、別のバスに乗り換えるように言われて降りた所に、チベット族の運営する「九寨沟民族文化村」がありました。
民族刺繍やパンダのキャラクター品、木工細工などが置いてあり、壁にはチベット族の文化や風習についての説明のビラが貼ってありました。

 

 地図を見ると、ここから入山センターまで「樹正景区」となっています。
石碑には「樹正群海ー大小の湖が19個ある。梯子状の湖群れに形成されている。全体からみれば段差がはっきりしている。緑の中に含まれているブルーはまるで童話のように天真、自然である(原文のまま)」と日本語の説明も書かれています。

 

次はチベット族の民俗芸能見物です


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2 コメント

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Unknown (豚白菜)
2011-06-17 10:39:37
日本ではお目にかかれない壮大な光景ですね
中国は広いな~
水の色に引き込まれてしまいまいた。
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豚白菜さま (モコポリ)
2011-06-17 20:40:28
本当に素晴らしかったですよ! 
お天気があまり良くなかったのと、私のカメラ技術の未熟で、実際とは随分違っていますがそれでもすごいでしょ!
私はここより、黄龍の方に感激しました。
お宅も山が大好きなご夫妻ですから、いずれ訪ねられるといいと思います。
お勧めです!
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