昨日、私たちはS大学で中国語を教えている青大のZ老師に再会しました。
夫の運転する車でS大学まで彼女を迎えに行き、小倉の街を案内した後我が家でゆっくりお話をする予定です。
先ずは小倉城へ
私たちも久し振りの小倉城です。 中の様子はすっかり新しくなっていて初めて来たように感じました。
彼女はとても関心を持って全てを熱心に見て回りました。
天守閣からの眺めもずいぶん変わっていました。
「あら? あのビルがなくなってる!」 「あの建物は何?」・・・まるで浦島太郎状態です
小倉城周辺には「松本清張記念館」や「小倉城日本庭園」などがあったのですが、小倉城内を見物し終わった頃にはお昼になっていました。
小倉の街中も案内しようかと夫は思っていたらしいのですが、城内を歩き回って私の体力は限界に来ていました。
「Z老師、ごめんなさい! お昼を食べながらゆっくりお話ししましょう!」と言うことになりました。
街中は変わってしまってよくわからないので、私の行きつけのお店に案内しました。
中国ではすべてが大盛りで出てきますので、この様な日本料理を是非味わってもらいたいと思ったのです。
「にぎわい花籠」という名の料理;一つの籠に日本の特色料理が詰まっています。
向こうから、天麩羅、茶わん蒸し、ミニ海鮮丼、一口ステーキ、冷やし肉うどん、筑前煮、香の物
彼女はとても美味しいと喜んで食べてくれました。
私も、冷やし肉うどんがとても美味しくて・・大満足でした!
彼女は大学の授業の他に「日中友好協会中国語講座」の教師も務めており、そこの生徒さんが皆さん(大半が高齢者)熱心でとても楽しいとのことでした。
半年の間に、長崎、佐賀、熊本、大分・・等あちこちに出かけていて、長崎のハウステンボスがとても楽しかったようです。
又、秋には中国語の会議で京都に出かけると、とても楽しみにしています。
日本に来て半年、彼女が日本での日々を楽しく送っていることは顔を見てすぐに分かりました。
詳しいことはよく分かりませんが、ご主人やお子さんも呼んで一緒に暮らすようなことを言っていました。
彼女のように日本のすべてに興味を持って、それを受け入れ楽しんで生活をしているのを見るのは、日本人としてとても嬉しいことです。
食事を済ませて、彼女が中国の甥御さんに頼まれたエヴァンゲリオンのフィギア?を探しに小倉駅の新幹線口近くにある「あるあるシティ」というところに行きました。
下関であちこち探したけれどなくて・・「小倉のその店にならあるでしょう」ということだったらしいのです。
新幹線口付近も私の知っている頃とは全く変わっていました。
ここでも私たちは浦島太郎状態に・・・、街なんてあっという間に変わってしまうのですね!
探していたものが何とか手に入って、我が家に向かいます。
我が家では私たちの結婚式や新婚旅行写真、中国での旅行の写真を見て楽しみました。
本来ならどこか温泉にでも案内してゆっくりしたいと思っていたのですが・・思いのほか手の回復が遅く、暑さのせいか私たちの体力がもたなくて・・私の手料理を味わって頂くこともできずに、夕食は近くのスシローに。
彼女は生のお魚が大好きで、特にサーモンが大好物とかで私と一緒にパクパク・・・よかった!
大したおもてなしもできずにとても心苦しかったのですが、彼女の元気な姿と、日本にすっかり馴染んでいる様子を見ることができて安心しました。
次回、冬休みの再会を約束してお別れしました。
Z老師、あと半年お元気で日本の生活を楽しんで下さいね