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板垣、二喜一憂ー『風林火山』鑑賞記23

2007-06-16 14:14:25 | S.Chiba
            第23回 「河越夜戦」

 今回の千葉ちゃん・板垣は、1シーン。短くても、その豊かな表情に充分満足由布姫(柴本幸)と晴信(市川亀治郎)和子様・四郎様の誕生に大喜びの嬉しそうな表情、そして、北条氏(松井誠)関東管領・上杉憲政(市川左團次)の大群を破った見事な勝利に満面の笑みと、そこまでは晴信と共に晴れ晴れとした板垣だったのですが、勘助(内野聖陽)討ち死にか?の報せに、表情を曇らせ、「産後の由布にはふせておくが良かろう」と言う晴信の言葉に、固い表情で同意する二つの両極端の表情がどちらも場を盛り上げ、さすが板垣の貫禄充分。次回は、この晴信に、久々に、苦言を呈する事に。果たしてその結末は・・・。

 今回は、大河ドラマの主役山本勘助が、これまでの経験とコネを駆使し、たっぷり活躍する。上杉陣中へ潜入、北条氏康の伝言を顔見知りの間者に伝え、兵糧攻めにも耐え孤立し籠城する北条勢に、その伝言を送り届ける事に成功する。共に潜入した伝兵衛(有薗芳記)は、真田幸隆(佐々木蔵之介)の素葉(すっぱ)・葉月の捕らえられる。ここで、千葉ちゃんと野際陽子さんのお嬢さん真瀬樹里さん登場。さすが、”剱伎衆かむゐ”のメンバー、いきなり殺陣のシーン。軽い身のこなしは父親譲り、母似の切れ長の瞳がきりりっとして、まさに女忍者らしい表情。今後の活躍は、いかに?

 勘助の説得に、幸隆は、我ら皆、武田には恨みがある、武田に下る事は無いと言い切るが、なんとしても、御屋方様に会って欲しい、その為にあなた様を殺すわけにはいかぬ、御命お守り申すと勘助。その肩に”種子島”が火を噴き、肩を打ち抜かれ、ばったりと倒れる勘助は、。思いがけない衝撃に見開いた目がそのままの勘助の表情がなんとも怖い!倒れた瞬間、由布姫(柴本幸)の赤ん坊の声が響く、なんとも幸せそうな由布姫の表情は、きらきらと輝き本当に美しい

 美しいと言えば氏康演じる、松井誠さんの女形は、本当に艶っぽい。先日「スタジオパークからこんにちは」を拝見。パワフルな踊り、芸人一座の8番目として生まれ、家出し苦労して劇団を立ち上げ、恨んでいた親にもいまや感謝していると言う、ポジティブな生き方に、魅力的な氏康の表情を重ね合わせ納得した。自分なりの氏康を演じたいと言う、松井誠氏の気迫のこもった今回の氏康の表情は見応え充分。そこに、次回、GAKUTOが満を持して登場!美男子の共演もまた、今回の、目玉の一つ?!一方で、晴信は、髭を生やし怪しげな目つき!?、明日が楽しみです。

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