Tik's little window 

スポーツ観戦&体験記、
映画&ドラマ鑑賞記、
日々の出来事などを、綴ってまいります

長嶺ヤス子さんの熱さと若さ

2006-08-17 00:03:41 | TV番組
 先日、NHKで長嶺ヤス子さんを見た。日本のフラメンコの第一人者。以前は、あまりに鬼気迫る様子に圧倒され、引いて少々敬遠していた。
 久しぶりに拝見した姿は、古希(70歳)を迎えたといわれても、信じられないくらいお元気!。以前より、どことなく奥ゆかしさが感じられ、笑顔がとてもチャーミング。けれど、踊りは、変わらず激しく、思わず見とれてしまった。
 毎朝の5キロのランニングの早いこと!歌を歌いながら走ると息が上がっていないのが良く解る。驚異的!!
 朝食は黒米に、シラスやらゆかりやら、身体によいといわれるものをたっぷり乗せ食べる。なんだか自分も似た食事を取るときがあるので、嬉しくなった。
 20年ほど前から油絵を描き始め、「静」と「動」が暮らしの中で調和して、踊る時の激しい表情に穏やかな表情が加わったことが、好感を持てるようになった原因では?(笑)
 『70才になっても、走っていたい』と思っている自分にとって、野際陽子さん意外にもまた一人、女性として、人間として、憧れの存在ができた。
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考えるサッカー!?-オシム監督初、公式戦

2006-08-16 01:48:33 | sport
 サッカーアジアカップ予選が始まった。オシム新監督の初公式試合だが、相変わらずおかしなマスコミのキャッチフレーズが付いた。 『考えるサッカー』
 ナンじゃそりゃ?!考えないでさっかーする人いないでしょ。って言うか、考えずに蹴ってたとしたら、そりゃプロってモンじゃないんじゃない?!と、あまりに単純に付けられたキャッチフレーズに一人ブーイング。確かに考えあぐねていると言うか、答えだせずに蹴りこんでいる感じは、あのゴール手前のぐるぐる球回しで感じていた自分だが、そんなあからさまに言われたら選手だって怒る!?!筈?!

 オシム監督の話には、何時もユーモアが入っていて、時に、それが辛辣にも感じるが、正にズバッと言われたくない日本人には合っているような気がする
 「各駅停車のようなパス」
と言われて思わず納得!感心!反省!の3つの気持ちが沸いてくるようなそんな上手い言葉を選ぶオシム監督。考えようによっては、詩的ともいえるかもしれない。そしてそれが、古来から、俳句や短歌や、川柳に親しんできた日本人にはとても合う気がする。いや、最近、言葉の使いから選び方を知らない(ボキャブラリーが貧弱)日本人が増えている現状では、ただただ感心!見習いたくなる、尊敬できる先生のように見えてくる。
 言い方も「日本人の常識非常識」のような質問を平気でするマスコミ集団も思わずたじろぐ先制パンチがあったりして、(若くてそこまで出来なかったが、本当は中田英寿元日本代表選手も、こんな風にマスコミに話してみたかったんじゃないかな??)自分は聞いて何時も愉快!そして、比喩に使われる言葉に感心させられっぱなしだ。
 
 4年後を見据えて、高年齢のオシム監督が、手の掛かる日本サッカーチームとサポーター&マスコミをどう育てていくのか?ずっと注目したい!と言うか、一戦一戦見守りながら、自分も教えてもらい成長して行きたいと思っている。

 厳しい環境の中、高齢でこの大仕事を引き受けられたオシム監督の健康を心から祈っている。
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砂漠の『星の王子様』

2006-08-15 17:54:36 | TV番組
 NHKスペシャル、プラネットアースは、見ごたえがあって、ドキュメンタリー好き、生き物好きの自分にとって、堪えられない番組!前回見逃した第4集「乾きの大地を生きぬく」は、久々に大好きなトカゲも沢山見られて大満足!(笑)

 何時もながらカメラマンの努力が伝わってくる美しい映像に、うっとり。砂漠がこんなに美しいとは・・・滑らかな曲線を描いてみたり、鋭利な刃物のように切り立った崖になってみたり、砂嵐と共に、様々な表情を見せる『砂漠』。私が大好きな、『水』の姿はどこにも見当たらない。けれども、確かに、ずっとずっと奥深く、底の方に、オアシスをひっそり隠している砂漠。そしてそれが神秘的で、凄く美しく見えてきた。
 
 そんな砂漠の姿を見ていたら、ふと大好きなサン・テグジュペリ「星の王子様」を思い出した。無垢な星の王子様の姿は、滑らかに光る沈黙の砂漠にはぴったりだと改めて思った。今まで何度も見てきた、物語の最後に出てくる砂漠の絵が、きらきら光って見えてきて、また読みたくなった。今度は、砂漠の表情を思い浮かべながら読めそう。王子様の笑い声も、響いてくる気がしてきた。
 
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エアロビの頭

2006-08-12 01:44:49 | sport
本日は週一回のエアロビの日。スポーツセンターで、一回400円(6枚綴り2000円)のチケットで、高校生以上なら誰でも参加できる嬉しいプログラム。盆休みに入るのに何故かいつもより参加者が多い!先週、インストラクターに、必ず来るよう脅し!?いえ、声をかけられた影響大か?!(笑)
 エアロビはインストラクターのパフォーマンスでカラーが変わる、面白いスポーツ。始めてから、何人ものインストラクターのレッスンに参加してきたが、使う曲や、スピード、ストレッチの仕方、筋トレの取り入れ方など、施設によっても様々。
 スポーツジムでは初級や上級にクラスが分かれているが、いつも行く新宿区のスポーツセンターは、様々な方に対応できるように、インストラクターが工夫を凝らしたメニューになる。ちなみに、こちらのインストラクターは、肩こりなどを防げる、上半身筋トレが多く、ジャンプやダウンしての振り付けなど、膝への負担が大きい振り付けはせず、速目のリズムで動かし、運動量を上げている。
 特に、このところ常連が多くなっている為か、インストラクターも、なかなかテンポを上げた、細かい振り付けになっている。
 日ごろの睡眠不足と夜なべのおかげで、1時間前に目覚めたばかりの頭で、細かい振り付けと早いテンポの音楽についていくのは、さすがに脳みそへの負担が大きかったようで、何度やっても笑ってごまかす?!(笑)部分が出来てしまった。締めは、今月お決まりの長州小力の曲は、遅くしてあるそうだが、めちゃくちゃ早い!気分は爽快、軽快だが、頭が追いついていけず、危うく阿波踊りになりそうだった。
 思えば、始めた20年前はこんな速さでハイキックもしていた。さすがにハイキックなんぞと言った振り付けはもう数年以上やっていないが、テンポの速い音楽に興奮し、動いてしまう癖は治っていない。(爆)
 それにしても、頭の回転速度は、じわじわと、低下しているのを実感した朝だった。(^^;;;
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試合後の涙ー秋田、本庄高校初戦敗退

2006-08-10 00:18:27 | sport
高校野球も、二回戦に入った。故郷の秋田県の代表・本庄高校は天理高校と戦い初戦敗退!それでも強豪天理高校相手に、頑張った。試合終了と共に、号泣するピッチャーの姿に、思わず昔の長女の号泣する姿を思い出す。
 
 試合後の涙。悔しくて涙が止まらない体験は自分にはない。中学時代のテニスでの惨敗の時の記憶はしっかり残っているが、練習量も、試合内容もあまりに悲惨で泣けるほどではなかった。それだけに、粘って粘って負けた娘の号泣する姿は、親として恥ずかしいと言いつつも、実は羨ましかった。
 
 いつもサングラスでかっこつけている、先日の試合後の亀田選手の号泣も、19歳のタイトルマッチ初挑戦への、そして父親への本音が表れた一瞬だった。いろいろ騒がしいが、テコの練習で生で試合を見ていなかったので、残念ながら自分はなんともコメントできないが、日経新聞のスポーツコラムの、ジャブ無しの戦法で戦いを挑んだ亀田親子の話は興味深かった。
 
 「負けて学ぶものがある」とサッカー新監督オシム氏は言ったが、今や運動会でも勝ち負けをつけるのをためらう時代に、もう一度改めて負けること、勝負事の大切さを、考えさせてくれる言葉だと思う。スポーツを愛する自分にとっては、嬉しい言葉だ。
 
 「勝って学ぶこと」ももちろん有る。それが亀田選手の場合にも言えるだろう。敗者以上に勝者は、試合後にその重圧が付いてくる。

 敗北の厳しさ、勝利の厳しさ、どちらも付いてくるスポーツの勝負の世界。マスメディアのお涙頂戴のドラマの材料なんて次元ではなく、本人だけが実感する世界、人生においてかけがえのない経験が、そこには有る。これもまたスポーツの魅力だと思う。
 
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