アイドルコンサートの聖地ともいえる渋谷公会堂に、
「世間一般でくまなく有名ではないが、細かく分かれたアイドルヲタ界隈ではそれぞれ名だたるメンツ」
を手広く11組集めておこなわれたコンサート。
早い時間帯から、ロビーを使ってチケット購入者対象の物販・握手会がおこなわれていた。
タワレコ名物牛歩販売じゃなかったらもっとサクサク進んだと思う。
コンサートはほぼ定刻に始まり、20:30ごろに終わるまで4時間半にわたってびっしり。
その割に長さを感じさせない楽しいイベントだった。
こういうのを記録している方がいたので曲順の資料にどうぞ。
出演順:
愛乙女(ラブリー)★DOLL/B♭(ビーフラット)/YGA/pre-dia/バニラビーンズ
iDOL Street生/アフィリア・サーガ・イースト/LinQ/Dorothy Litte Happy
東京女子流/ぱすぽ☆
いちおう「前半」「後半」というくくりがあり、LinQの前がその分かれ目。
そこらへんで、B♭+アイドルストリート生によるコラボ2曲が入った。
出演者によって持ち時間が違い、10分・20分・30分など、「番付」に応じた
長さだったと思われる。
各出演者寸評:曲を把握しているグループは曲順も。
*愛乙女★DOLL。
唯一前座扱いながら他のメンツと遜色なかった。ドラマやアニメに登場する「劇中のアイドル」のようだった。
*B♭。
ドロシーの妹ぶん的存在。R&B系のパフォーマンス。衣装の色のせいもあり、「暗黒女子流」といったイメージ。
*YGA。
ハロプロやエイベックス系やその他のグループアイドルすべての中間形態で、少し前に時計を巻き戻した雰囲気。
*pre-dia。
(曲)ハニーB/HEY BOY/Do the party!!/きみみたいに
3曲目は新曲で、これまでと毛色が違うにぎやかなもの。ニューシングル「ハニーB」は
まったりした曲調なので、最初に持ってくるとちょっとキツい気がした。
*バニラビーンズ
チェンジオブペース・ディスク復元ポイントを作る・間(ま)をとる、といった役目を
期待されての起用だと思われる。この中では群を抜いて仕切りが「巧い」んだから、
彼女たちに司会をまかせてもよかったのでは。
*iDOL Streeet生
場内がピンチケワールド一色に染まった。パフォーマンスのキレもよかった。
ただ18人全員の自己紹介はちょっとしんどかったです。
*アフィリア・サーガ・イースト
「『トゥナイト2』が放送されていた頃の、のちに萌えといわれるようなものを記号化・
象徴したような」ステージ。クラブチームが実業団のチームと伍している感じがした。
*LinQ
(曲)ハジメマシテ/チャイムが終われば/きもち/カロリーなんて
先日の東京公演で、「福岡のまだ見ぬ強豪」から「見たけどやっぱり強豪」になったLinQ。
LinQとドロシーがおそらく今回の客の多くの注目対象だったはず。
前回上京したメンバーが7名(/11名)おり、それ以外は初登場の年少メン。
前回よりやや疲れが見えたが、イメージよりはるかに質実剛健なパフォーマンスは健在。
「チャイムが終われば」の、机や椅子を使った演出がユニークだった。
このグループは年長メンの存在がすごく大きい。
*Dorothy Little Happy
仙台アイドルのレベルの高さを伝道。老舗洋菓子店のチョコレート感。
ルックスの完成度が高いなーというのが第一印象。好みの問題であって良し悪しではないが、
ボーカルの声のトーンが高すぎるので、もうちょい低くて太い声ならなおいいなあと。
バックダンサーがみんな強そうだった。
*東京女子流
(曲)ヒマワリと星屑/鼓動の秘密/Limited Addiction/Liar/おんなじキモチ/W.M.A.D
現時点で「最強」のパフォーマンスをするアイドルグループの中のひとつ。
明らかに会場内の空気が変わった。場内に満ちていたものに火がついた。
黒タイツに黒シューズ、跳んだりはねたりしないのに、個性的でカラフルなプロレス、みたいな魅力。
あぁちゃんのボーカルが圧倒的だったし、他のメンバーにも貫禄が漂っていた。
*ぱすぽ☆
(曲)Let It Go!!/夏空ダッシュ/ウハエ/キス=スキ/Pretty Lie/マテリアルgirl/少女飛行/LA LA LOVEトレイン
東大駒場祭に出演し、その足でコンサートの途中から会場入りしたぱすぽ☆。
1曲歌って各クルー名前だけの自己紹介、その後は一挙に7曲。
30分(もりし談)の持ち時間をきっちり使い切った。
今日のぱすぽ☆は、ただひたすらに素晴らしかった。毎回この感じが出せるわけではないのだが、
今回は脳内麻薬分泌されまくりな雰囲気が伝わってきた。生歌比率が高かったのも○。
彼女たちは対バン形式ではどうしてこんなに強いんだろう。
クルーみんな無双状態だったが、もりし、なおみん、みおみおが特にキレキレだったように思う。
ダンスは饒舌だがおとなしくて冷静なタイプのみおみおが、終了後の出演者あいさつの際、
プロ野球の優勝チームのビールかけインタビュー的テンションになっていたことからも、
今回のパフォーマンスの充実と絶頂感がうかがえた。
常時こうではないのが少々歯がゆいが(笑)、この状態のぱすぽ☆ならどこに出しても
胸を張っておすすめできる。これは断言できる。
観客のうち希望者は退場の際、入り口の外(寒い)に10人並んだぱすぽ☆クルーとハイタッチ会。
ハイタッチなので言葉をそうかけられなかったが、例えば「すごかった!」と言っただけでも、
その言い方に含まれる熱はしっかりと伝わったのではないかと思う。
「アイドル横丁祭」にかかわったすべてのみなさん、どうもありがとうございました。
「世間一般でくまなく有名ではないが、細かく分かれたアイドルヲタ界隈ではそれぞれ名だたるメンツ」
を手広く11組集めておこなわれたコンサート。
早い時間帯から、ロビーを使ってチケット購入者対象の物販・握手会がおこなわれていた。
タワレコ名物牛歩販売じゃなかったらもっとサクサク進んだと思う。
コンサートはほぼ定刻に始まり、20:30ごろに終わるまで4時間半にわたってびっしり。
その割に長さを感じさせない楽しいイベントだった。
こういうのを記録している方がいたので曲順の資料にどうぞ。
出演順:
愛乙女(ラブリー)★DOLL/B♭(ビーフラット)/YGA/pre-dia/バニラビーンズ
iDOL Street生/アフィリア・サーガ・イースト/LinQ/Dorothy Litte Happy
東京女子流/ぱすぽ☆
いちおう「前半」「後半」というくくりがあり、LinQの前がその分かれ目。
そこらへんで、B♭+アイドルストリート生によるコラボ2曲が入った。
出演者によって持ち時間が違い、10分・20分・30分など、「番付」に応じた
長さだったと思われる。
各出演者寸評:曲を把握しているグループは曲順も。
*愛乙女★DOLL。
唯一前座扱いながら他のメンツと遜色なかった。ドラマやアニメに登場する「劇中のアイドル」のようだった。
*B♭。
ドロシーの妹ぶん的存在。R&B系のパフォーマンス。衣装の色のせいもあり、「暗黒女子流」といったイメージ。
*YGA。
ハロプロやエイベックス系やその他のグループアイドルすべての中間形態で、少し前に時計を巻き戻した雰囲気。
*pre-dia。
(曲)ハニーB/HEY BOY/Do the party!!/きみみたいに
3曲目は新曲で、これまでと毛色が違うにぎやかなもの。ニューシングル「ハニーB」は
まったりした曲調なので、最初に持ってくるとちょっとキツい気がした。
*バニラビーンズ
チェンジオブペース・ディスク復元ポイントを作る・間(ま)をとる、といった役目を
期待されての起用だと思われる。この中では群を抜いて仕切りが「巧い」んだから、
彼女たちに司会をまかせてもよかったのでは。
*iDOL Streeet生
場内がピンチケワールド一色に染まった。パフォーマンスのキレもよかった。
ただ18人全員の自己紹介はちょっとしんどかったです。
*アフィリア・サーガ・イースト
「『トゥナイト2』が放送されていた頃の、のちに萌えといわれるようなものを記号化・
象徴したような」ステージ。クラブチームが実業団のチームと伍している感じがした。
*LinQ
(曲)ハジメマシテ/チャイムが終われば/きもち/カロリーなんて
先日の東京公演で、「福岡のまだ見ぬ強豪」から「見たけどやっぱり強豪」になったLinQ。
LinQとドロシーがおそらく今回の客の多くの注目対象だったはず。
前回上京したメンバーが7名(/11名)おり、それ以外は初登場の年少メン。
前回よりやや疲れが見えたが、イメージよりはるかに質実剛健なパフォーマンスは健在。
「チャイムが終われば」の、机や椅子を使った演出がユニークだった。
このグループは年長メンの存在がすごく大きい。
*Dorothy Little Happy
仙台アイドルのレベルの高さを伝道。老舗洋菓子店のチョコレート感。
ルックスの完成度が高いなーというのが第一印象。好みの問題であって良し悪しではないが、
ボーカルの声のトーンが高すぎるので、もうちょい低くて太い声ならなおいいなあと。
バックダンサーがみんな強そうだった。
*東京女子流
(曲)ヒマワリと星屑/鼓動の秘密/Limited Addiction/Liar/おんなじキモチ/W.M.A.D
現時点で「最強」のパフォーマンスをするアイドルグループの中のひとつ。
明らかに会場内の空気が変わった。場内に満ちていたものに火がついた。
黒タイツに黒シューズ、跳んだりはねたりしないのに、個性的でカラフルなプロレス、みたいな魅力。
あぁちゃんのボーカルが圧倒的だったし、他のメンバーにも貫禄が漂っていた。
*ぱすぽ☆
(曲)Let It Go!!/夏空ダッシュ/ウハエ/キス=スキ/Pretty Lie/マテリアルgirl/少女飛行/LA LA LOVEトレイン
東大駒場祭に出演し、その足でコンサートの途中から会場入りしたぱすぽ☆。
1曲歌って各クルー名前だけの自己紹介、その後は一挙に7曲。
30分(もりし談)の持ち時間をきっちり使い切った。
今日のぱすぽ☆は、ただひたすらに素晴らしかった。毎回この感じが出せるわけではないのだが、
今回は脳内麻薬分泌されまくりな雰囲気が伝わってきた。生歌比率が高かったのも○。
彼女たちは対バン形式ではどうしてこんなに強いんだろう。
クルーみんな無双状態だったが、もりし、なおみん、みおみおが特にキレキレだったように思う。
ダンスは饒舌だがおとなしくて冷静なタイプのみおみおが、終了後の出演者あいさつの際、
プロ野球の優勝チームのビールかけインタビュー的テンションになっていたことからも、
今回のパフォーマンスの充実と絶頂感がうかがえた。
常時こうではないのが少々歯がゆいが(笑)、この状態のぱすぽ☆ならどこに出しても
胸を張っておすすめできる。これは断言できる。
観客のうち希望者は退場の際、入り口の外(寒い)に10人並んだぱすぽ☆クルーとハイタッチ会。
ハイタッチなので言葉をそうかけられなかったが、例えば「すごかった!」と言っただけでも、
その言い方に含まれる熱はしっかりと伝わったのではないかと思う。
「アイドル横丁祭」にかかわったすべてのみなさん、どうもありがとうございました。