パロディ ~愛犬編~
夏の盛り
田んぼの稲はお日様と水の恵みを受け青々と生長
愛犬は朝の5時30分から散歩の誘いをかける
昼間の灼熱アスファルトはたまんないからな
眠い眼をこすりながら飼い主の役目をこなそう
水が張ってる田んぼの畦道(あぜみち)をいく
かすかな涼風があくびを誘い
ぼんやりした頭を醒めさせてくれる
きらり 飼い主 ふくみわらい
リードを放し先回り 畦道の角をまがり
20m先から愛犬の名(クッキー)を呼ぶ
放牧犬の本性を見せるが如く全力で
脱兎のように弾丸のように走る走る
短い足と長い胴のアンバランスがそうさせたのか
彼女は遠心力を知らないのか
それとも堪えきれなかったのか
角をまがりきれず水を張った田んぼにドボン
きらり どろんこ にがわらい
えらい目に遭った、あんなことになるなんて。
ガルルルウッ!あれは仕組まれた罠よね、読者の皆様!
福音館書店刊「どろんこハリー」 子供によく読んだ絵本です。
お風呂に入ったらさっぱり、どう?
また、散歩いきましょう。
ホントはどろんこも楽しかったよ!by COOKIE