皆さま、長らくお待たせしました!・・・誰も待っていません?こりゃまた失礼しました。
映画ではタイトル・バックにツィター弦を大写しで奏でるあのテーマ曲を聴いただけで
多くの名場面の記憶が呼び起こされる。若い人はあのメロディをビールのCM曲と
思っているのかな。「第三の男(ハリー・ライム)のテーマ曲」なんですけど…。
第三の男 The Third Man (1949/英米) b&w
製作アレグザンダー・コルダ、デビッド・O・セルズニック 製作・監督キャロル・リード
原作・脚本グレアム・グリーン 撮影ロバート・クラスカー 音楽アントン・カラス
出演ジョセフ・コットン、アリダ・ヴァリ、オーソン・ウエルズ、トレバー・ハワード
物語 第二次世界大戦直後、米・仏・英・ソ連の4か国に分割占領されたオーストリアの首都
ウイーン。米国人作家ホリー(J・コットン)は子供の頃からの親友ハリー(O・ウェルズ)
の誘いを受けてウイーンに着たが、死亡したと知らされる。彼の突然の死を不審に思った
ホリーは、ハリーの恋人アンナ(A・ヴァリ)や知り合いを訪ね歩き死の謎を探る。ハリーは
戦後の闇商人でペニシリン密売に関わっていた。やがて死んだはずのハリーが姿を現す…。
僕は、1976年リバイバル上映が地元映画館に掛かったときに見に行き大いに感激した。
戦後直後の廃墟が残る音楽の都ウィーンの街。「第三の男のテーマ」曲は、最初に聴けた
けどオーソン・ウェルズはいつ どこで出てくるのって思っていると…やられましたね~
夜の闇に浮かびあがる黒コート姿に笑顔のO・ウェルズ。さらに語り継がれる名場面の数々
大観覧車、地下水道、排水溝の格子そして冬の並木道のラストシーン。ああ、よかったなー。
サスペンス映画の最高峰、映画史上ベストワンの名作!なんて度々持ち上げれられる映画、
黒白だし古臭く敷居が高いなと遠慮される映画ファンに、この方から伝言が届いています。
『ウィスキー片手に気楽にハリー・ライムの笑顔に逢いに来て下さい。』と1976年当時に
日本のTV-CM(ニッカウヰスキーG&G)で言ってた?(笑) O・ウェルズ出演シーン
おまけ トップ・シークレットをスクープ!! ~『第四の男』~
あの映画、ラストで彼は死んだと思っている映画ファンの皆さまへの伝言です。
『あそこから抜け出たワシはあの映画で懲りたから、このウイスキーは密輸もしてねえし
水で薄めてもいねえから安心して飲んでけろ。』(byハリー・ライムa.k.a.O・ウェルズ)
ザ・バンドの「第三の男のテーマ」
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