日本医師会側から献金1400万円、総理就任直後に5倍増! 岸田首相が“賄賂メガネ”と大炎上
日刊ゲンダイDIGITAL 2023/11/25
さすがに今度のアダ名は強烈すぎる。
岸田首相が代表を務める政治団体が2021年に、日本医師会の政治団体「日本医師連盟(日医連)」から1400万円の献金を受け取っていたことが分かり、大炎上している。医療業界との癒着を疑わせる金銭授受に、X(旧ツイッター)では《賄賂メガネ》が一時、トレンド入りしたほどだ。
事の発端は22日の衆院予算委員会だった。日本維新の会の青柳仁士議員が1400万円の献金を指摘した上で、「政府の医療政策が歪められていないか」と追及。岸田首相は「献金によって政策が変わることはあってはならない」とかわしたが、Xは《賄賂メガネ??》《1000万単位の金を貰ってリターンなしで済むわけがない》《利権メガネ》と荒れまくっているのだ。
果たして、医師会側からの献金は“賄賂”なのか。日刊ゲンダイは、岸田首相が代表を務める資金管理団体と政党支部の18年以降の政治資金収支報告書をチェックした。
■医療業界の悲願は「診療報酬アップ」
すると、18~20年に両団体が日医連から受け取った寄付とパーティー券収入は、各年計250万~350万円。ところが、岸田氏が首相に就いた21年は1400万円に跳ね上がっている。しかも、同年の自民党総裁選で岸田氏が勝利した9月29日その日に、資金管理団体は日医連から1000万円もの寄付を受領していた。24日公表された22年分の両団体の収支報告書にも、日医連から計1400万円を受け取った旨、記載があった。
首相就任後に献金が5倍以上に跳ね上がっているのだから“賄賂メガネ”と揶揄されても仕方ないのではないか。総裁選当日の1000万円には「岸田さん、今後ともよしなに」という医師会の意図が込められているようにも見える。医師会側には岸田首相に“接近”したい理由があるからだ。
「来年度は診療報酬、介護報酬、障害福祉サービス等の報酬が同時に改定される6年に1度の『トリプル改定』を控えています。医師会としては、診療報酬アップを何としてでも実現したいのです。目下、財務省との間で、年末の改定率決定に向けたツバぜり合いが始まっている。政府は診療報酬を引き下げ、マイナス分を肝いりの少子化対策の財源に充てることを検討しています。医師会側が、マイナス改定だけは避けたいと考えているのは間違いないでしょう」(霞が関関係者)
来年からの診療報酬をどうするのか。厚労大臣以上に首相に“権限”があるのは誰の目にも明らかだ。「献金によって政策が変わることはない」と言うが、「李下に冠を正さず」ということわざをご存じか。
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規範破り大規模パーティー 首相 年6回
1.3億円 利益率89%の荒稼ぎ 22年
「しんぶん赤旗」2023年11月25日
岸田文雄首相が2022年に、1回の収入が1千万円を超える大規模なパーティーを計6回開催していたことが、24日に総務省が公開した政治資金収支報告書から分かりました。閣僚には大規模な政治資金パーティーの開催を自粛するという取り決めがあります。岸田内閣では政務官の辞任が相次いでいますが、首相自身のモラルが問われます。(矢野昌弘)(関連2・5・13面)
岸田首相の資金管理団体「新政治経済研究会」の政治資金収支報告書によると、22年だけで1回の収入が1000万円を超える政治資金パーティーを6回も開催していました。
合計収入は1億4730万円。経費を引いて得た利益は、計1億3100万円でした。利益率は、89%にのぼります。
最も収入が多かったのは、昨年12月19日に都内のANAインターコンチネンタル東京で開催したパーティー。収入は約3654万円で1200人が支払いをしていました。
岸田首相は22年に限らず閣僚就任中に大規模なパーティーを繰り返し、多額の収益を得てきました。01年に閣議決定された「国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」では、政治資金パーティーについて「国民の疑惑を招きかねないような大規模なものの開催は自粛する」と定めています。
この「規範」は、新内閣ができた直後の初閣議で閣僚が必ず目を通します。22年8月に岸田改造内閣が発足した際には、松野博一官房長官が「必ずお読みいただき政治と行政への信頼を確保するため、これを順守されるようお願いいたします」と呼びかけていました。
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岸田文雄首相めぐる団体『懐石90万円、中華50万円』支出に怒りの声 「ぜいたくざんまいかよ」「上級国民」
中日スポーツ11/25(土) 見出しのみ
高齢者の「老後貧乏」が問題になっている。
少ない年金も生活保護も無慈悲に切り下がられている。
国民年金未納者に対する強制差し押さえも・・・
もう終わりだよ!
キシダ内閣。
やめろ!
やめさせろ!