南座へ藤山直美さんの舞台を観に行ってきました。今回は光子さんと二人で。
「紺屋 恋の道中みやげ」は笑いありホロッとさせるところもある「紺屋 高尾」のお話。太夫を江戸吉原では花魁(オイラン)、京島原では太夫(コッタイさん)と呼びます。藤山直美さんは吉野太夫に扮し、お相手の紺屋の職人を田村亮さんが演じておられました。
もう一つの演目は『はなのお六』。以前に藤山寛美さんの舞台を観た記憶がありますがだいぶ前の事でもあり、主人公が六兵衛からお六に代わって、歌舞伎の要素も取り入れられていて楽しい舞台でした。会場は爆笑、爆笑でした。舞台上の俳優さん達でさえ笑いをこらえてられました。
3時前に終わったので、会場で冷えきった身体を温める為に四条から三條まで歩く事にしました。四条河原の阿国の像
光子さんを案内して夜にしか通ったことが無い先斗町を歩きました。よく食事をしたお店も懐かしく感じられました。OL時代に上司に先斗町のお茶屋さんに連れて行ってもらった事もありましたが、それが何処だったか??今は小さなお店がいっぱいあってお茶屋さんは~~~。上司が「舞子さんや芸妓さんの花だいの請求が幾ら来るか?」と心配されておりましたが幾ら払われたのか、今度OB会の時に逢ったら聞いてみましょう。私は後にも先にもお茶屋さんでのお座敷遊び?なんてあの時だけ。主人は祇園町のお茶屋さんへ行っていた話しを何回かしていたことがありましたが幾ら使っていたんだろう?昔はリッチだったんだなあ。(芝居見物の幕の内も今回は隣のファミマのコンビニ弁当398円)
先斗町を北へ上がると歌舞練場の横へ出てきます。三条大橋の袂には弥次喜多の像があります。
楽しい1日でした。