箕面の森の小さなできごと&四季の風景 *みのおハイキングガイド 

明治の森・箕面国定公園の散策日誌から
みのおの山々を歩き始めて三千余回、季節の小さな風景を綴ってます 頑爺<肇&K>

釣り禁止池では釣りをやめて下さい・・・!

2007-05-14 | *編集・その他

釣り禁止池では釣りをやめて下さい・・・!

 

 

私が才が原池の石のベンチで休憩をしていた時、親子連れが釣り竿を持って

楽しそうにやってきました。

すると、息子の方が急に父親に向かって 嫌々~を始めました。

 

私は突然、何があったのかな? と 見ていましたら・・・

どうやら息子の目の前に 「魚釣り禁止」 の看板があり、それを見た息子が

嫌がっている様子です。

父親は ”そんなんかめへんねん・・・ みんなやってるやん・・・”  と・・・ 

何とか説得していますが、息子は正義感の強い子供なのか?  首を振って

嫌がっている。  

父親を引っ張って ”ここ いやや・・・ かえろ!” と 言っています。

息子は偉い! 

 

箕面の里山や森の中には、農業用池や治水池などが数多くあります。

そのほとんどに 「魚釣り禁止」 の看板が掲げてあります。

箕面川も全面禁止です。

 

しかし、それを無視して釣り糸を垂れている人をよく見かけます。

箕面川ダム湖ではゴムボートに乗り、もう本格的な釣り人も多くいて、その

人々が乗ってきた路上駐車で、近くの車道がいっぱいの時があります。

釣り人のマナーの悪さからか、池の中や周辺に捨てられた釣り針やテグス

、魚網などが散乱しています。

 

魚釣り禁止池では釣りを止めてください。

魚や水鳥が大迷惑をしています。

 

水鳥の足に糸が絡まっていたり、くちばしに針が刺さっていたり・・・

実際に目に見える被害も多くあります。

自然環境破壊です。

 

親と釣り遊びに来ていた子供が、池に滑り落ちて亡くなったこともあったよう

です。

危険です。

 

あの才が原池で父親に反対した子供のように、大人も素直な心に戻って

マナーを守ってもらいたいと、切に願うものです。

 

(尚、アオサギやカワセミ、カモなどの鳥が、この池や川で狩りをする事は

許されていますから念のため・・・  当たり前です! (笑)

 

 

07-5 (完)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森の標識を壊さないで下さい・・・!

2007-05-14 | *編集・その他

森の標識を壊さないで下さい・・・!

 

 

まだ箕面の森を歩き始めた頃、初めての道ばかりで不安でした。

どっちへ行ったらいいのか?  道が分かれていると本当に迷います。

まして地図の見方もわからず、地図があったとしても細かい山道までは表示が

ありませんから不安は募るばかりです。

 

そんな時、標識に出会うと森の灯台のようで本当にホッとするものです。

ありがたいものです・・・実感です。

しかし、せっかくの標識が壊されていたり、故意に逆に付けられていたりする

悪意のいたずらには大変困ります。

 

実際に私は標識通りに行ったら崖にぶち当たり、それでも信じて急斜面を

下りていったら道が無くなり、見上げると枯れ葉で来た道も分から無くなり、

大変恐い思いをした事があります。

後で、標識が逆に付けられていた事が分かりましたが・・・

憤慨するも、初心者にはそのいたずらを判断する事は無理です。

壊されたりしている標識も多くありますが、自分の怒りの発散か? 

面白半分か?   故意に物に力を打ちつけないで下さい。

 

森の大迷惑です。

 

近年、「箕面里山ふれあいプラットホーム」のボランテイアの方々が、

しっかりした標識を、森の随所に的確に取り付けてくださっています。

本当に有難く、いつもそれを見るたびに頭が下がります。

ありがとうございます。

木の板にしっかりと焼印で表示され、麻紐で木に取り付けられ、樹木が大きく

成長するので紐の先には伸びるようにスプリングが付けられています。

自然を大切にされる心意気にも嬉しくなります。

 

この善意の標識が壊されたり、いたずらされたりしませんように・・・

祈るばかりです。

お願いです・・・

森の標識は壊さないで下さい。

いたずらをしないで下さい。

 

力任せに、有り余る怒りや力を標識に誇示するする位なら・・・

どうか近くの岩におもいきりぶつけてください。

岩なら 足ででも、拳ででも、いつでも相手になるそうですからOKです! 

と・・・ 森のみんなが言っていますよ・・・? (笑)

 

 

07-5 (完)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする