箕面と隣接する豊能郡高山地区は今や人口も少なく、店や施設、GSも信号もない過疎の村だ。しかし、その昔の風情を残す風光明媚な村里に故郷を想い、毎月のようにこの静かな散策を楽しんでいる。
今日は箕面ビジターセンターを基点にすでに5月下旬に田植えを終えた棚田も回ってみた。
* 箕面ビジターセンター(10時発~)--東海自然歩道--北摂霊園--高山--鉢伏山--自然6号路--箕面川ダム湖--箕面ビジターセンター(~4時着) (* 写真をクリックすると拡大へ)
・東海自然歩道を抜け、北摂霊園中央モニュメント前へ
・洋風墓地を眺めながら一休み
・八天の森から山間の高山村落を遠望
・高山の村落に入る 最近設置された看板
・独特の屋根形状と家紋を見る
・静かな鎮守の森 住吉神社へ参拝
・高山の棚田を歩く
・エゴノキやウツギなどの白い花がどこも満開だ
・東の棚田の上から西方を眺める 眼下に光明寺をみる
・廃校になった旧高山小学校と高山会館
・働き者のお婆さんたち
・旧高山高札場跡
・西方寺をみる(高山右近生誕碑前にある右近ゆかりのキリシタン寺とか)
・戦国武将・キリシタン大名の「高山右近」生誕碑前
・神仏混合のお社が並ぶ地
・マリア像などキリシタンを思わせる文字や場所が多く見られる(右はマリアの墓がある森)
(聖マリアの泉)
・周辺の家屋
・ここより箕面で最も高いと言われる明ヶ田尾山、鉢伏山方面へ向かうと
(ここから箕面駅までは・・・鉢伏山--Expo90みのお記念の森--ようらく台園地--前鬼谷などを経て滝道--箕面駅前まで徒歩約150分)
・箕面ビジターセンターに戻り野草園を見る
(箕面市花のササユリが咲いている・・・箕面の森でも野生のササユリが年々少なくなってきているので貴重だ)
キリシタンの里 高山には神仏の政まつりごとが多く残るようだが、あの弾圧時の隠れみのだったのか? 高山右近の多くの歴史文献を見るまでもなく、ここを歩けば随所にキリシタンの面影が残り、今でもその興味の尽きない村里だ。
歴史と故郷を想ういい散策の一日を過ごした。