朝日新聞の「わたしの教育再生」は、目を通されている方も
いることと、思います。
元財務相・文相の「塩爺(しおじい)こと、塩川 正十郎さんの
述べていることを、抜粋にて、書き記したいと思います。
言葉は、少し乱暴なところもありますが、年配者の意見として
耳をかたむけたいと思います。
「美しい国へ」の第一歩として、安倍総理が教育改革を打ち出し
たのは当然。なにを、改革するか明確にし、それを、実現に移す
手順を、明示するところまで、責任を持っていただかないと。
小泉(前首相)が偉かったのは、行政改革では「これをやれば
改革が実現する」という行革推進法を残したこと。
こういうことを、やらなあかん。
教育改革の柱は三つ
① 一つは学校教育
教師は、長い年月をかけて、人格を磨き、世間一般
よりも優れた知識、識見を持つべきだ。
お医者さんと同様、大学から9年、6年は教養学部で
勉強し、3年の教育実習を経てから、教団に立つべきだ。
一方で、月給は上げるべきだ。
② 二つ目は家庭
教育の原点は、家庭にある。
朝飯食わないで来て、30分の開会式でも、倒れる。
子供同士のいじめが、問題になっているけど、そもそも
今は、親が子をいじめている。
幼児虐待は、もっと重い刑罰を、適用してもいいんじゃ
ないか。
③ 三つ目は社会
このごろ、町を歩いていて、笑い声が聞こえない。
みんな、黙々と渋い顔して、歩いているなぁ。
孤立した社会に、なってきたんやねえ。
隣の人との、接触がない。
これは悲劇だ。
今の殺伐とした日本を変えるのに、一番簡単なのは、慈悲の
心と、武士道の倫理を、取り戻し、いかすことや。
それができたら、教育基本法の改正なんて、いらんのや。
*** 朝日新聞・夕刊記事より ***
11月10日の新聞に、書かれていた記事です。
衆院に上程されていた、「教育基本法改正案」が
11月15日に可決されました。
「教育基本法」
1947年に施行された「教育の憲法」
第1条 「教育の目的」
第2条 「教育の方針」 など。
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