気ままな思いを

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綴る雑日記です 

「わたしの教育再生」・塩川 正十郎さん

2006-11-16 | 言葉の意味は


          朝日新聞の「わたしの教育再生」は、目を通されている方も
         いることと、思います。
         元財務相・文相の「塩爺(しおじい)こと、塩川 正十郎さんの
         述べていることを、抜粋にて、書き記したいと思います。
         言葉は、少し乱暴なところもありますが、年配者の意見として
         耳をかたむけたいと思います。

          「美しい国へ」の第一歩として、安倍総理が教育改革を打ち出し
         たのは当然。なにを、改革するか明確にし、それを、実現に移す
         手順を、明示するところまで、責任を持っていただかないと。
          小泉(前首相)が偉かったのは、行政改革では「これをやれば
         改革が実現する」という行革推進法を残したこと。
         こういうことを、やらなあかん。


          教育改革の柱は三つ
            ① 一つは学校教育
               教師は、長い年月をかけて、人格を磨き、世間一般
               よりも優れた知識、識見を持つべきだ。
               お医者さんと同様、大学から9年、6年は教養学部で
               勉強し、3年の教育実習を経てから、教団に立つべきだ。
               一方で、月給は上げるべきだ。

            ② 二つ目は家庭
               教育の原点は、家庭にある。
               朝飯食わないで来て、30分の開会式でも、倒れる。
               子供同士のいじめが、問題になっているけど、そもそも
               今は、親が子をいじめている。
               幼児虐待は、もっと重い刑罰を、適用してもいいんじゃ
               ないか。

            ③ 三つ目は社会
               このごろ、町を歩いていて、笑い声が聞こえない。
               みんな、黙々と渋い顔して、歩いているなぁ。
               孤立した社会に、なってきたんやねえ。
               隣の人との、接触がない。
               これは悲劇だ。

           今の殺伐とした日本を変えるのに、一番簡単なのは、慈悲の
          心と、武士道の倫理を、取り戻し、いかすことや。
          それができたら、教育基本法の改正なんて、いらんのや。


                     *** 朝日新聞・夕刊記事より ***

             11月10日の新聞に、書かれていた記事です。
            衆院に上程されていた、「教育基本法改正案」が
            11月15日に可決されました。
          

            「教育基本法」
              1947年に施行された「教育の憲法」
              第1条  「教育の目的」
              第2条  「教育の方針」  など。

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