「指切りげんまん、うそついたら、針千本飲ます」
子どものころ、良く使っていた言葉でした。
遊びに限らず、何かの約束事などにも、使っていたものです。
子ども心に、意味を理解して使っていたか?は定かではありません。
指切りげんまんの「げんまん」とは、
「げんこ1万回」という意味だそうです。
「うそをついたら、その謝罪に針を飲んだり、
指を切ったりげんまんの罪を覚悟しなさい」
約束を守らないのが、いかに、人の道に背いたことかを、遊びの
中でも、具体的に悟らせてゆく。
福島県の会津藩校日新館には、6歳から9歳の藩士の子供たち
が、毎朝読んだという「什(じゅう)の掟」が残っています。その中に
も、「虚言(うそ)を言うことはなりませぬ」というのがあります。
武士も町人も、子どものうちに人間として、当たり前のことを体験
させることが、大切だと考えられていたのです。
この教えは、現代にも通じるものではないでしょうか。
*** 朝日新聞・「江戸しぐさ」より ***
げんまん 辞書を引きましたら、漢字は「拳万」
約束を破らないしるしとして、相手と小指を
絡み合わせること。
約束を破ったら、げんこで1万回打たれるという意。
と出ていました。
↑ 他所のお宅のヒイラギの実です
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ウオーキング~35分=4,300歩