水曜日にひぃひぃ言いながら読んでいた件の論文ですが、今日のゼミで無事に発表できました。
我が研究室には三つのゼミが存在し、私はその中のNature&Scienceゼミに参加しています。
教授主催のこのゼミでは、参加者各自が1つずつ担当するジャーナルを選び、新着論文から気になったものをできるだけ速読して発表します。論文読解・説明力のトレーニングというわけです。
私を含めて7人の学生が参加し、2週間ごとの開催で、1回で3人が発表するため、概ね月に1回は順番が回ってきます。
参加してから日が浅いので、私の発表は今回が初めてで、結構ドキドキしました。
まあ、発表時間は20分程度で設定されているので、雑誌会(研究室全員参加、1時間から2時間程度)や琉球大学時代のゼミ(原則1時間半)に比べれば、そこまで深く内容を理解しなくても良いので、若干気が楽ではありますが。
ただ、今回の論文の内容は技術的な話で、イラストが少なかったので、理解して人にかみ砕いて説明できるように纏めるのに苦労しました。
昨日に一応読了していたので、今日は発表直前まで、出てきた用語をネットで検索して懸命にエッセンスを抜き出しました。(こういうとき、あまりにマニアックな内容の論文を選ぶと、情報がヒットせず、苦しむことになります。)
予想していたよりはパワーポイントのスライド編集が順調に進み、理解に必要な基本情報を載せることができたので、なんとか纏まった発表にできました。
今回の論文の内容を簡単に言ったら、既存の電子顕微鏡技術で視認できなかった、細胞内で固まったタンパク質の様子を、その性質に影響するような化学マーカーなどを使わずに、視認できるようにする技術を開発したのさ!ヘヘっ・・という内容でした。
で、無事に内容を発表して、質問にもそつなく答え、私の発表は終わったのですが、教授の講評(「よく理解しておる」と褒めていただけました)の際に、ちょっと驚きの事実が・・。
なんとこの論文のラストオーサー(連名の著者名欄で最後に記される名前:論文の責任者であることが多い)は、教授の知り合いだったのです。
教授の専門はX線構造解析で、当のラストオーサー(英ケンブリッジ大)もその分野の専門家だそうで、仲が良いとのこと。しかも、研究室同士の繋がりもあり、数年前の卒業生が博士研究員での働き口を探していたとき、ケンブリッジのその教授の研究室と、アメリカ・サンディエゴの研究所から採用のオファーを得ていたのだとか。結局その卒業生は暖かい所に住みたかったのでサンディエゴを選んだそうですが・・。
てことは、私でも頑張ればケンブリッジあたりで研究できるかもしれないということですか・・。これは俄然やる気が出ますね。
(ちなみに、琉球大学時代の私のボスも、以前ケンブリッジの医学研究員をしていました)
ヨーロッパ良いなぁ・・。でも英語勉強しないと・・・・・orz
我が研究室には三つのゼミが存在し、私はその中のNature&Scienceゼミに参加しています。
教授主催のこのゼミでは、参加者各自が1つずつ担当するジャーナルを選び、新着論文から気になったものをできるだけ速読して発表します。論文読解・説明力のトレーニングというわけです。
私を含めて7人の学生が参加し、2週間ごとの開催で、1回で3人が発表するため、概ね月に1回は順番が回ってきます。
参加してから日が浅いので、私の発表は今回が初めてで、結構ドキドキしました。
まあ、発表時間は20分程度で設定されているので、雑誌会(研究室全員参加、1時間から2時間程度)や琉球大学時代のゼミ(原則1時間半)に比べれば、そこまで深く内容を理解しなくても良いので、若干気が楽ではありますが。
ただ、今回の論文の内容は技術的な話で、イラストが少なかったので、理解して人にかみ砕いて説明できるように纏めるのに苦労しました。
昨日に一応読了していたので、今日は発表直前まで、出てきた用語をネットで検索して懸命にエッセンスを抜き出しました。(こういうとき、あまりにマニアックな内容の論文を選ぶと、情報がヒットせず、苦しむことになります。)
予想していたよりはパワーポイントのスライド編集が順調に進み、理解に必要な基本情報を載せることができたので、なんとか纏まった発表にできました。
今回の論文の内容を簡単に言ったら、既存の電子顕微鏡技術で視認できなかった、細胞内で固まったタンパク質の様子を、その性質に影響するような化学マーカーなどを使わずに、視認できるようにする技術を開発したのさ!ヘヘっ・・という内容でした。
で、無事に内容を発表して、質問にもそつなく答え、私の発表は終わったのですが、教授の講評(「よく理解しておる」と褒めていただけました)の際に、ちょっと驚きの事実が・・。
なんとこの論文のラストオーサー(連名の著者名欄で最後に記される名前:論文の責任者であることが多い)は、教授の知り合いだったのです。
教授の専門はX線構造解析で、当のラストオーサー(英ケンブリッジ大)もその分野の専門家だそうで、仲が良いとのこと。しかも、研究室同士の繋がりもあり、数年前の卒業生が博士研究員での働き口を探していたとき、ケンブリッジのその教授の研究室と、アメリカ・サンディエゴの研究所から採用のオファーを得ていたのだとか。結局その卒業生は暖かい所に住みたかったのでサンディエゴを選んだそうですが・・。
てことは、私でも頑張ればケンブリッジあたりで研究できるかもしれないということですか・・。これは俄然やる気が出ますね。
(ちなみに、琉球大学時代の私のボスも、以前ケンブリッジの医学研究員をしていました)
ヨーロッパ良いなぁ・・。でも英語勉強しないと・・・・・orz