↑左が我が自転車。
信じられないことに、今日の昼、凍結した大野池の記事をケータイでブログにアップした直後に、目の前で自転車を盗まれました・・。
あっという間の出来事でした。
大野池が凍結しているのを見かけた私は、北大のメインストリートの脇に自転車を停め、写真を撮りに向かいました。
駐車場所から池のほとりまで、僅かに10メートル程度。目と鼻の先ですし、すぐに戻るつもりだったので、鍵はかけませんでした。(いつもはちゃんと掛けるのですが・・)
数分後、ブログに記事をアップし終わり、自転車を停めた場所に戻りました。しかし、停めたはずの自転車が見当たりません・・。
おかしいな・・と思い、周囲を見渡すと、メインストリートの向かい側の歩道に、私のものによく似た自転車を押す中年の男らしき姿を見つけました。
しかし、何が起きたのかすぐには状況が掴めず、次の行動を起こすまで、その様子を傍観していたら、その男はサドルの高さをしきりに気にしている様子。私の自転車はサドルが錆び付いており、高さが調節できないため、かなり高い状態で固定されています。
「あれ、僕の自転車じゃないか?」
私はメインストリートを横断し、男を追い掛けはじめました。
自転車をよくよく見ると、銀色のフレームと青いワイヤー錠、私の自転車と特徴が完全に一致します。
男の前に回って止めようと思って距離を詰めはじめたところ、不意に男は自転車に跨がり、走りはじめたのです。当時は路面が凍結しており、そもそもメインストリートでは自転車で歩道を走るのは御法度(車道に専用レーンがあります)ですから、まさかすぐに自転車に乗るとは思っていませんでした。
あわてて私も走りはじめましたが、滑りやすい路面のせいでまともに走れません・・。その間に自転車は加速し、北方向へ逃走してしまいました。
ここでようやく、自分の自転車が目の前で盗まれていった事実を理解しました。
最初から「何やっとんねん!」くらい叫べば良かったのですが、正直男が何者なのか判断がつかず(全く周囲を気にする様子も無く、とても盗みを働いているように見えなかった)、躊躇したのが敗因でした。
その後、大学構内を北18条まで歩いて追い掛けたものの、既に男の姿はどこにもなく、再確認のために戻った大野池にも、やはり私の自転車はありませんでした。
その後、講義や研究報告会を経て、夜8時過ぎに帰宅しましたが、やはり警察に盗難届を出すべきと思い、自転車の防犯登録の控えを持参し、最寄の北10条の交番に向かいました。
交番に着き、一通り何があったか説明したのですが、その交番は東警察署の管内で、北大構内は管轄外なため、申し訳ないが管轄の北警察署管内の札幌駅北口交番に向かってほしいと伝えられました。
対応は結構親切で、電話で北警察署に連絡を入れてくれました。
言われた通り、北口交番に歩いて移動しましたが、折しもパトロール中だったため、しばらく無人の交番内で待機しました。
しばらくして、交番勤務の警官3人がそこに戻って来ました。
やはりこちらの警官も親切で、「寒い中お待たせしてすみません。」と最初に謝りの言葉をかけてくれた後、盗難届の書類を作り始めました。
発生日時、場所、、状況、犯人らしき人物の特徴、防犯登録の内容、自転車の特徴や時価などを伝え、最後に署名して、一通り書類は完成しました。
続いて、実況見分です。久しぶり(大学一年生の自転車盗難事件以来)にパトカーに乗り、北大構内の事件現場に向かいました。
巡査部長らしき年配の警官と、若い婦警さんと私の3人でパトカーに乗ったのですが、北口交番のパトカーは軽四。以前に乗った沖縄・宜野湾のパトカーはクラウンで、びくびくしましたが、今回は友人の車に乗るような感覚でした。多分都会での運用ではコンパクトで低燃費な軽四がベターなのでしょう。
巡査部長さん?はかなりフランクな方で、車内でも世間話(以前は美唄市の警察署で勤務していたそうで、当時の同僚に奈良出身の人がいたとか)や、独り言で楽しませてくれました。(一瞬タクシーに乗っていると錯覚してしまいそうでした。)極めつけが、北13条口から北大構内に入る際、入口ゲートの守衛さんに言った、「おばんでしたー。」でした。「こんばんは」じゃなくて「おばんです」を使うあたり、さすが地元人です。
もう一つ気付いたのは、徹底的に歩行者優先の運転でした。歩道上で停車するようなことは絶対にせず、歩行者が視界の内からいなくなるまで、歩道を横切らないのです。本来はそれが正しいのですが、車道に出るとき、我々はついつい歩道を横切る形で停車してしまうものです。さすが警察・・。
大野池近くの盗難現場に着き、一通り私が当時の状況を説明し終えると、「もう帰られても良いですよ」と言われ、私は自由の身になりました。あとは、現場の寸法を測ったりするそうなのですが、そこまでは付き合わなくても大丈夫とのことでした。
さて、実は私にとって自転車の盗難は三度目の経験です。
最初は高校時代の奈良、二度目は大学一年の沖縄、そして今回は北海道で・・。
世の自転車乗りのみなさん、鍵は必ずかけるようにしましょう!・・・・(泣)
ていうか、白昼堂々、そこそこ人通りのある大学構内で、時価3500円の中古自転車(しかもチェーンの調子悪し)が盗まれるとは、未だに信じられないです。
゜・(ノД`)・゜・。
信じられないことに、今日の昼、凍結した大野池の記事をケータイでブログにアップした直後に、目の前で自転車を盗まれました・・。
あっという間の出来事でした。
大野池が凍結しているのを見かけた私は、北大のメインストリートの脇に自転車を停め、写真を撮りに向かいました。
駐車場所から池のほとりまで、僅かに10メートル程度。目と鼻の先ですし、すぐに戻るつもりだったので、鍵はかけませんでした。(いつもはちゃんと掛けるのですが・・)
数分後、ブログに記事をアップし終わり、自転車を停めた場所に戻りました。しかし、停めたはずの自転車が見当たりません・・。
おかしいな・・と思い、周囲を見渡すと、メインストリートの向かい側の歩道に、私のものによく似た自転車を押す中年の男らしき姿を見つけました。
しかし、何が起きたのかすぐには状況が掴めず、次の行動を起こすまで、その様子を傍観していたら、その男はサドルの高さをしきりに気にしている様子。私の自転車はサドルが錆び付いており、高さが調節できないため、かなり高い状態で固定されています。
「あれ、僕の自転車じゃないか?」
私はメインストリートを横断し、男を追い掛けはじめました。
自転車をよくよく見ると、銀色のフレームと青いワイヤー錠、私の自転車と特徴が完全に一致します。
男の前に回って止めようと思って距離を詰めはじめたところ、不意に男は自転車に跨がり、走りはじめたのです。当時は路面が凍結しており、そもそもメインストリートでは自転車で歩道を走るのは御法度(車道に専用レーンがあります)ですから、まさかすぐに自転車に乗るとは思っていませんでした。
あわてて私も走りはじめましたが、滑りやすい路面のせいでまともに走れません・・。その間に自転車は加速し、北方向へ逃走してしまいました。
ここでようやく、自分の自転車が目の前で盗まれていった事実を理解しました。
最初から「何やっとんねん!」くらい叫べば良かったのですが、正直男が何者なのか判断がつかず(全く周囲を気にする様子も無く、とても盗みを働いているように見えなかった)、躊躇したのが敗因でした。
その後、大学構内を北18条まで歩いて追い掛けたものの、既に男の姿はどこにもなく、再確認のために戻った大野池にも、やはり私の自転車はありませんでした。
その後、講義や研究報告会を経て、夜8時過ぎに帰宅しましたが、やはり警察に盗難届を出すべきと思い、自転車の防犯登録の控えを持参し、最寄の北10条の交番に向かいました。
交番に着き、一通り何があったか説明したのですが、その交番は東警察署の管内で、北大構内は管轄外なため、申し訳ないが管轄の北警察署管内の札幌駅北口交番に向かってほしいと伝えられました。
対応は結構親切で、電話で北警察署に連絡を入れてくれました。
言われた通り、北口交番に歩いて移動しましたが、折しもパトロール中だったため、しばらく無人の交番内で待機しました。
しばらくして、交番勤務の警官3人がそこに戻って来ました。
やはりこちらの警官も親切で、「寒い中お待たせしてすみません。」と最初に謝りの言葉をかけてくれた後、盗難届の書類を作り始めました。
発生日時、場所、、状況、犯人らしき人物の特徴、防犯登録の内容、自転車の特徴や時価などを伝え、最後に署名して、一通り書類は完成しました。
続いて、実況見分です。久しぶり(大学一年生の自転車盗難事件以来)にパトカーに乗り、北大構内の事件現場に向かいました。
巡査部長らしき年配の警官と、若い婦警さんと私の3人でパトカーに乗ったのですが、北口交番のパトカーは軽四。以前に乗った沖縄・宜野湾のパトカーはクラウンで、びくびくしましたが、今回は友人の車に乗るような感覚でした。多分都会での運用ではコンパクトで低燃費な軽四がベターなのでしょう。
巡査部長さん?はかなりフランクな方で、車内でも世間話(以前は美唄市の警察署で勤務していたそうで、当時の同僚に奈良出身の人がいたとか)や、独り言で楽しませてくれました。(一瞬タクシーに乗っていると錯覚してしまいそうでした。)極めつけが、北13条口から北大構内に入る際、入口ゲートの守衛さんに言った、「おばんでしたー。」でした。「こんばんは」じゃなくて「おばんです」を使うあたり、さすが地元人です。
もう一つ気付いたのは、徹底的に歩行者優先の運転でした。歩道上で停車するようなことは絶対にせず、歩行者が視界の内からいなくなるまで、歩道を横切らないのです。本来はそれが正しいのですが、車道に出るとき、我々はついつい歩道を横切る形で停車してしまうものです。さすが警察・・。
大野池近くの盗難現場に着き、一通り私が当時の状況を説明し終えると、「もう帰られても良いですよ」と言われ、私は自由の身になりました。あとは、現場の寸法を測ったりするそうなのですが、そこまでは付き合わなくても大丈夫とのことでした。
さて、実は私にとって自転車の盗難は三度目の経験です。
最初は高校時代の奈良、二度目は大学一年の沖縄、そして今回は北海道で・・。
世の自転車乗りのみなさん、鍵は必ずかけるようにしましょう!・・・・(泣)
ていうか、白昼堂々、そこそこ人通りのある大学構内で、時価3500円の中古自転車(しかもチェーンの調子悪し)が盗まれるとは、未だに信じられないです。
゜・(ノД`)・゜・。