店主の徒然ワイン日記

店主の徒然ワイン日記

緊急事態宣言解除

2021-02-24 17:30:50 | ワイン日記

県では23日に緊急事態宣言を解除しました。

たまたまその日は祭日の定休日で、昼飲みの予約を入れていました。

午後のまだ明るい時間から、馴染みのお店で静かにワインと料理をいただきました。

はじめに、ブルゴーニュの白ワイン「ペルナン・ベルジュレス」、それにアルゼンチンのシャルドネ「マイケ」を飲み比べつつ、料理と合わせました。新たなワイン産地として期待が高まる、アルゼンチン・パタゴニア地方のテロワールが表現された面白い1本でした。

次に合わせたのは、こちらもパタゴニア地方の赤ワイン「チャクラ」

それと優れた造り手(クリストフ・シュヴォー)によるプルゴーニュの「ヴォーヌ・ロマネ」です。

さすがにブルゴーニュの銘醸ワインだけあって、緻密かつ、哲学的な風味、大地と深い森の「陰」の雰囲気が存分。

対してパタゴニアのピノ・ノワールは明るく開放的で「陽」のワインです。華やかな果実味が美味しい。さすがサッシカイアが手掛けるだけあります。

そして最後の飲み比べは、オーストラリアの変態ネッビオーロ「デントン」と、ブルーノ・ジャコーザによるピエモンテの銘酒「ネッビオーロ・ダルバ」です。

どちらも表現力に秀でた秀逸なワインですが、デントンが早飲みOKなのに対して、ジャコーザはまだ先がある感じです。

ごちそうさまでした。

コメント (2)
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