露地ものの野菜に旬があるように、パンにも旬があると思ってます。
気温と湿度の高い季節のパンは芳ばしい香りに欠けるし、食感も張りがなく、繊細な小麦の風味があまり感じられません。
逆に、秋が深まって来ると途端にパンは美味しくなります。
同じレシピで焼いたパンも別物に変身。
あらら、これってこんなに美味しかったっけ!?って自分の腕が上がったと錯覚(笑)。
食欲の季節と相まって、捏ねて焼くそばから消費してしまいます。
春~夏は週に二斤の食パンでも余るんですが、秋~冬になるとさらに一斤が必要になり、ハード系のシンプルなパンも同時に焼いています。
冬野菜の旬たけなわの菜園。
ちりめん白菜は干し桜エビで下味を付けて炒めると最高。
炒める際に必要なのが太白胡麻油です。
仕上がりの芳ばしさが堪りません。