
(2012.12.08訪問)
雨の中でも訪れる人の多い大覚寺から嵐電嵐山駅に向かいます。
さすが嵐山メインストリートは人、人、人、人、人。
雨はやんだようですが、寒すぎ、冷たすぎの中皆さん好きですね~。
ではでは鹿王院に向かいましょう。鹿王院駅は嵐山駅から二つ目、駅から5~6分で鹿王院。
そこはもう別世界、今、訪れる人も数人、紅葉彩なす頃はここも人で溢れると聞きました。
▼健気にも最後の赤を振り絞るように映える参道の楓。

[ 鹿王院 ]
●山号 覚雄山(かくゆうざん)
●寺号 宝幢禅寺 鹿王院 (ほうとうぜんじ ろくおういん)
●宗派 臨済宗単立
●開基 足利義満
●開山 春屋妙葩 (しゅんのくみょうは)
●開創 康暦二年(1380年)
●本尊 釈迦如来坐像
鹿王院縁起
足利三代将軍義満が康暦二年 (1380年)、二十四歳の時、延命祈願でこの地に建てた禅寺、覚雄山宝幢禅寺
鹿王院と称した。京都十刹第五の名刹です。
▼山門。
切妻造、本瓦葺、四脚門。覚雄山の扁額が架かります。室町時代初期。禅寺山門としては京都で建仁寺総門
につぐ古い遺構だそうです。

▼山門扁額。義満揮毫の覚雄山と書かれた扁額。

▼参道の残り紅葉。赤や橙、黄で埋まった空間も今やスケスケ、散りそめも、もう間もなくでしょう。

▼黄葉も最後の演出。

▼山門から一直線の先に建つ中門。

▼庫裡。

▼客殿。庫裡から廊下続きになっています。明治二十三年(1890) 再建。

▼客殿の前庭。右の屋根は舎利殿です。

▼本堂(向こう側)。裄梁三間、寄棟造、桟瓦葺。延宝四年 (1676年) 再建。

▼本堂内部。中央須弥壇に運慶作と伝えられている本尊釈迦如来坐像、左右に十大弟子が祀られています。

▼本堂須弥壇背面中央に弥勒菩薩坐像、右に鹿王院十一世賢渓玄倫和尚坐像、左鹿王院十二世虎岑玄竹和尚
坐像が祀られています。

▼当山開基の足利義満木造坐像。

▼本堂から舎利殿への渡り廊下。

▼舎利殿。裄梁三間、宝形造、桟瓦葺、二層に見えますが下層は裳階。宝暦十三年(1763年) 再建。

非常に重厚な扉を開けて入堂します。薄暗い異界に踏み込んだような一瞬の錯覚!暗闇の世界に目が慣れる
と中は天井が高く結構広い感じ、中央に須弥壇があり、周囲の壁面には十六羅漢図の軸が十六幅掛けられて
いますが新しいものだそうです。
▼舎利殿内陣。一間四方、内陣中央の須弥壇上に仏舎利を納めた多宝塔を安置。多宝塔屋根は四方同形の唐
破風造り。きらびやかな厨子風の多宝塔は周囲を四天王で固めています。

▼須弥壇の格子天井に彩色きれいに残る八角天蓋が吊るされ、その中央には昇竜が描かれています。各辺に
は豪華な垂飾が幽かに揺れています。

▼さよなら、とりどりの散り紅葉。

▼舎利殿横の宝物庫。密閉された土蔵のような印象の建物です。

ヒドイ写真ばかりでお恥ずかしい。
穴がなかったら掘りたい気持ち。カメラか、腕か、はたまた京の天気のせいでしょうか。

残り紅葉が精一杯頑張っている中、今頃になって青空が見えだしたじゃありませんか。
よってはらがたつので今日は帰ります。さいなら!