
(2018.02.11訪問)
今週も新大和路号は我が家からR163号を走り、R369号を南へ南へ脇目も振らずまっしぐら。奈良を越え、柳生を越え、針を越え、
榛原を越えて室生山塊の山懐、佛隆寺を目指しているのであります。モチヅキ桜の巨木や参道石段両側の彼岸花で名を馳せているあ
の佛隆寺です。しかし今は全く何もない冬の山寺なんです。そう冬の山寺を巡るのがお寺巡りのコツなんですヨ。
▼R369号線沿い高井バス停に建つ佛隆寺への道標。赤い←どおり勿論躊躇なく左折。

[ 佛隆寺 ]
●山号 摩尼山 (まにさん)
●寺号 佛隆寺 (ぶつりゅうじ)
●宗派 真言宗 (しんごんしゅう)
●開基 堅恵大徳 (けんねだいとく)
●開創 嘉祥3年(850年)
●本尊 十一面観音菩薩立像
▲拝観料 本堂拝観300円 朱印300円
▲拝観 9:00~16:30
▲奈良県宇陀市榛原区赤埴 Tel.0745-82-2714
▲近鉄大阪線「榛原駅」から奈良交通バス「高井」下車、徒歩20分
国道369号線を榛原経由南に、途中高井で左折10分
▼冬枯れの山間道を進むとやがて……、
佛隆寺縁起
平安時代前期、弘法大師空海高弟の賢恵の創建と伝わり室生寺の南門として末寺の関係にある。空海が唐より持ち帰った茶を栽培し
たと伝わり大和茶発祥の地とされている。彼岸の頃には197段の石段の両側をヒガンバナが埋め尽くし花の寺として著名。聖徳太子
作と伝わる十一面観音を本尊とし本堂に安置。境内奥には開祖賢恵の廟と伝わる石室が現存し、重要文化財に指定されている。
因みに室生寺の四門とは、
●東門(田口の長楽寺)●西門(大野の大野寺)●南門(赤埴の仏隆寺)●北門(名張の丈六寺)
▼長~い石段が見え前に石碑が。正面に南無大師遍照金剛、
何を血迷ったか左側を撮り忘れ、寺名は左側に刻されているんです。

▼進入禁止か。いえいえ、鹿などの防護柵でした。けど左右から進入し放題なんですけど。

▼さて石段参道です。大和三名段の一つ、197段だそうです。

▼石段右に樹齢千年と云われる名木天然記念木モチヅキ桜。樹高16m、幹周7.5m、開花は4月中旬頃。

▼満開はこんな感じ。(写真はネットからもらってきました)

▼今は緑陰もなくサッパリした石段を行ます。

▼こんな石段です。夏から秋にかけて石段左右には……、

▼赤で埋もれます。(写真はネットからもらってきました)

▼山門到着。

▼天を突く。

▼入山料200円を納め境内へ。

▼なんと立派な鐘楼。

▼このお寺は空海さんが唐より持ち帰った茶を栽培した大和茶発祥の地と伝わるそうです。

▼手水鉢。

▼五色幕が揺れる本堂。桁裄3間、梁間4間、入母屋造、桟瓦葺、四辺外縁に高欄が巻いてます。

▼本堂前面。入堂は両サイドの板障子から。

▼堂内内陣の設え。須弥壇中央のお厨子にご本尊がお立ちです。

▼中央須弥壇。

▼本尊十一面観音菩薩立像。像高約100cm、一木彫、右手に錫杖を持つ長谷寺型観音像。

▼本堂裏に求聞持堂。本尊不動明王。


▼歴代住職の墓標。

▼開祖堅恵大徳の廟。左右7m、奥行き5m、高さ4.5mの石で組まれた宝形屋根の珍しい様式の廟です。

▼羨道奥付きに玄室が見えますが、石棺は見えません、代わりに五輪塔が置かれています。

▼十三重石塔。元徳二年 (1330年) の刻があります。

▼境内右に鎮守社の白岩神社、これは本殿。
仏隆寺の鎮守として創祀されたと伝わり、祭神は須勢理姫命。岸壁の下に創祀された室生の龍穴神社と同じ水神を祀った社だと考
えられているそうです。

▼参道口まで引き返し振り仰げば後山の優姿。

▼ご朱印です。

千年桜の花も葉もなし、彼岸花の赤の気配全くナシ、冬枯れの佛隆寺は197段の石段がいやが上にも真っ先に迫ってきます。この石
段が中々味のある石段で、自然石をそのまま組み込み所々苔むした色々な表情を愛でながらチンタラ上って行くといつの間にか山門
前へ。ヘッチャラの197段でした。
それではこれにて佛隆寺お暇。
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