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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今日23名の選手が決まる

2010-05-10 01:18:17 | 日記
 日付変わって今日5月10日の14時に、岡田監督の口から直接ワールドカップに臨む23人の選手が発表されます。

 世間では「サプライズ」と「当落線上」に注目が集まっていますが、僕個人としては監督が示唆する「8割程度人選は決定している」というう8割の中に、果たして遠藤と中村俊輔の名前が含まれているかの方が気になります。

 懸念されるのはもちろんふたりのコンディションです。
 遠藤はここ数シーズンの勤続疲労が遂に現れたのか、動きに精彩を欠いていることが気がかりです。実際西野監督は今季、既に遠藤を何試合か休ませて、彼のコンディションが戻るよう気配りをしています。

 一方の中村も脚に故障を抱えていて、コンディションは良好とは言えません。

 判断が難しいのは、「ふたりは精彩を欠いてはいるが、決して試合に出られないほどコンディションを崩しているわけではない。」という点です。

 例えばイングランドを例にとりましょう。
 カペッロ監督はミランに移籍したベッカムを、ワールドカップの戦力として当初捕らえていましたが、幾つかの理由で彼の招集に難色を示すファンもいました。

 理由1・彼は35歳とすでに峠を越した選手である
 理由2・2002年のワールドカップのように、ベッカムは代表の中心選手では無くなった。
 理由3・90分戦えるだけの体力はあるのか。

 要するにベッカムを召集してもしなくても、カペッロには批判と立ち向かう必要がありましたが、ベッカムがああいう形でワールドカップ出場が不可能となった今、カペッロには説明責任がなくなった上、不安要素の一つが消えた形になります。

 でも日本はそうではありませんね。

 ワールドカップでは組み合わせのほかに、試合当日の選手のコンディションは最重要課題になります。それはドイツ大会で高原、そして中村のコンディションが整わなかった日本が、最も痛感したと言っても言い過ぎではありません。

 過去の信頼と実績か。それとも好調と体調を維持する旬の選手か。
 明日からいよいよ日本のワールドカップが始まります。
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