塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕の考える岡田監督の招集内容(2)

2010-05-15 01:02:01 | 日記
 続いては残念な点についてお話します。
 それはジュビロの前田とアントラーズ小笠原の落選です。

 確かに小野伸司の未招集も残念ではありますが、それ以上に彼らふたりの落選は痛いですね。何故なら2009シーズンのJ1得点王とMVPが揃って落選と言う、前代未聞の出来事だからです。

 日本に限らず代表選手は、リーグ戦で結果をだしたからこそ国旗を身に付ける権利があるわけです。
 でも彼らふたりは国内リーグで最高の栄誉、小笠原はリーグ優勝も果たしているのにワールドカップに出られないというのでは、現在J1に所属している選手は、一体何をどうしたら代表のジャージを纏えるのか、さっぱりわからないと思うんです。

 得点王とMVPが外れて、それ以外の選手が召集対象と言うのは、残念ですが「つじつま」が合いません。
 極端に言えばJ1そのものの根幹すら揺るがしていると言えます。

 岡田監督が玉田を蘇生させ、岡崎を日本の柱に成長させた事は、僕たちは大いに評価すべきです。同様に長友の起用も成功例のひとつと捉えて良いでしょう。

 ただ残念ながら岡田監督はワールドカップ出場決定以降、その時その時の「旬」の選手の起用がいささか少なかった。そのため23人の顔触れに「みずみずしさ」が消えてしまった形になります。

 ただ何らかのアクシデントが無い限り、日本代表はこの23名でワールドカップを戦います。
 4年前のように最終戦のデンマーク戦が、完全な消化試合になっていないよう期待します。
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僕の考える岡田監督の招集内容

2010-05-15 00:47:16 | 日記
 5月10日の日本代表のメンバー発表から5日がたち、世間も随分と落ち着いたので、僕なりにメンバー選考を考えてみたいと思います。

 僕が評価すべきと捉える点
 1・岩政の召集は
 僕はアントラーズファンではありませんが、「やべっちFC」での彼の姿をみていると、岩政の心の温かさや実直さが凄く伝わってきますし、槙野の召集を見送ったのは、レギュラーのふたりのいずれかに不測の事態があった際、右の内田との相性を考えての選出だったと僕は考えます。

 もちろん空中戦の対応や体の寄せも含めて、僕は案外、岩政の起用が多くなるような気がします。

 2・矢野の召集
 以前ナンバーのコラムに「矢野を代表の右ウイングで起用したらどうか」という提案があったんです。

 コラムを執筆したのは申し訳ないのですが覚えていません。恐らく木崎伸也氏か浅田真樹氏のどちらかだったと思うのですが。

 当時アルビレックスを率いていた鈴木淳監督は、矢野をCFではなく右サイドで起用していて、彼のドリブル突破や上背の高さが、相手DFを非常に困難な状況に追い込んでいたというのです。

 岡田監督が石川と田中達也を落とし矢野を召集対象にした背景には、この鈴木監督の起用を参考にしたのではないかと考えています。
 
 もしそうであるならば、岡田監督の選択はサプライズではなく、矢野の実績を評価した上での召集という形になりますから、これも評価すべき点と言えます。
 
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