塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカースパイクは新次元へ突入

2014-04-20 23:32:03 | 日記
 ナイキがアンドレス・イニエスタを招いて大々的に発売会見を行った新型スパイクのマジスタ。

 皆さんご存知のように、これは従来の本革、合皮ではなくナイキの新型技術であるフライニットを用いた繊維でできており、以前から指摘されていた動物保護と水の水質管理に対して、一定の回答を得る物になりました。

 また、2000年代初頭の素材、「ウーブン」と同様フライニットは端切れまでを有効活用できるために、工場もゴミの削減に協力できるメリットがあります。

 フライニット以前にも、繊維質がサッカースパイクに用いられたことがあります。

 それはフィラとプーマが用いたケブラーであり、前者は中田英寿契約時代、ファッシノとファッシノ2のアッパーにケブラーを用いていたことを覚えています。

 もしフィラが今でもサッカー分野で輝く存在であるならば、ケブラーを定番素材として新たな技術革新で別素材を開発、発表していたかもしれません。

 イニエスタはマジスタの感触を

 「靴下を履いているようだ」

 と回答しています。

 今仕事着でもニット素材やストレッチ、クールマックスというように柔らかい着心地と軽量性、そして汗の不快感を無くすための企業努力が随時行われており、僕も今ニット素材のブレザーで通勤しています。

 ナイキが先鞭を付け、アディダスも同様の趣旨でスパイクを開発している今、他のブランドも追随する形になるでしょうし、2018、2022年ワールドカップの頃には、繊維質のスパイクと革のスパイクの比率が逆転している。

 そんな気さえします。
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天才と凡才、サッカーではどちらが必要なのか

2014-04-20 23:16:28 | 日記
 ジャック・ウエルシェアにロベルト・アクイラーニ、そしてジュゼッペ・ロッシ。

 前者はイングランド代表、後者2名はイタリア代表の中軸としての活躍を望まれていますが、本人たちも思うような推進力を得られていません。

 それはこの3名が余りにも怪我が多く、戦列を離れる事が多々あるためですが、怪我が多い選手というのは先天的に問題あるのか、それとも何か別の視点から捉えてみるべきなのでしょうか?

 ロベルト・バッジョのように相次ぐハード・マークに体が悲鳴を挙げてしまう例もありますし、スティリアン・ペトロフのように急性白血病で引退を余儀なくされる事例もあります。

 監督からすれば

 「ひどく凡庸なだが健康で戦力として計算できる選手」
 「閃きと味方を動かす術に長けてはいるが、とにかく故障が多すぎて戦力として見なせない」

 選手はどちらが必要なのでしょうか?

 今、イタリアではリボルノが残留するために様々な動きを見せていますが、どのリーグでも下位に沈むクラブは、丈夫で走れる選手が必要なのは間違いありません。

 レッジーナ時代の中村が、ある種の

 「贅沢品」

 であったように、チャージですぐに倒れてしまう選手は、残留争いで苛立つクラブとファンの両方から罵声が飛ぶと思います。

 サマセット・モームの代表作「月と6ペンス」は、天才と凡人の対比を綴っている作品ですが、僕のような後者でも、仕事場に

 「ただ居る」

 事は可能ですから、凡庸でも嘆く必要はないのかもしれません。
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全額返金という新しい広告価値

2014-04-20 02:14:40 | 日記
 ベッキーさんが出演するCM「ナノックス」において、満足できなければ全額返金を謳っていますが、実際返金希望の方はいたのでしょうか?

 ライオンと花王という、日本を代表する洗剤メーカーの競争の一環ではあるのでしょうが、対応するのはライオン本社ではなく僕たちのような店舗の最前線に立つ従業員のはずですから、ひどく厄介だとは思います。

 スポーツでは言えばミズノがウエーブ・ライダー17で同じように全額返金を唱えています。

 そして今、フットボールパークを閲覧していまいしたら、アディダスが新しく改良したテックフィットに対し、満足できなければ全額返金を来月18日まで行うとの事。

 ちなみに日本代表の内田が広告に起用されています。

 言い換えればこれらは

 「返金することがあればそれも広告のひとつ」

 という逆説でもありますし、同時に揺るがない品質を証明したいという現れでもあるでしょう。

 今はサッカーとランニングは各ブランドにとってのドル箱となっており、特に後者はバッシュに代わる、新しいブランドの目玉になっている気がします。

 インターネットでテックフィットを購入した方が返金を要求した場合、とのような手続きを取るのかよくわかりませんが、スーパーで働いているぼくからすれば、この全額返金が時代の最先端にならないことを祈ります。

 レシートの有無に支払方法など、返金や商品交換は皆さんが思うほど簡単ではないのが実情なので。
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選手のミス、僕のミス、そしてメディアのミス

2014-04-20 01:59:23 | 日記
 4月13日放送のやべっちFCの中で、竹内由恵さんが原稿を読む最中につかえてしまい、

 「噛んだな!」

 と横から揶揄する声が上がり、スタジオ内から笑いが起こりました。

 もし僕がサッカー選手であり、ひとりの視聴者としてこの光景を見ていたならば、苦笑いをしたか、呆れたかのいずれの態度を取った事でしょう。

 「噛むことはアナウンサーにとっては初歩的の技術が出来ていない事ではないのか?」
 「そしてそれはミスだよね。俺たちの些細なミスをメディアは罵声を飛ばすのに、自分たちのミスはかわいい、噛んだ!で済むなんていい世界だな」

 と思うでしょうね。

 サッカー選手のミスと僕たち一般社会のミスは違いますと考える方もいると思います。

 でもお互い「報酬」という価値を共有しているわけですから、ミスはミスだと思いますし、僕だってお客様から面と向かって非難された事があり、非常に落ち込んだ事があります。

 メディアは選手と監督を批判する

 ならばメディアに落ち度や辻褄の合わない記事を見つけたならば。

 僕は選手都監督は幾らでも彼らに罵声を浴びせて良いと思います。

 これで立場は等しくなると考えますし、フロントや監督は僕たちファンの観戦態度がいたらなければ、その点も思い切り指摘してかまわないはずです。

 自戒して言いますと、僕も試合観戦中にお腹が空いて弁当を食べる、日本代表の試合を観戦中手洗いに行くときもあります。

 お互いが公平な立場いる為には、その立場を利用することなく指摘しあえる間柄の方が有意義だと感じます。
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