塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今トニー・フェルナンデスの心中はいかに

2014-12-29 01:51:46 | 日記
 今月27日の日経新聞にエア・アジア代表のトニー・フェルナンデスのインタビューが掲載されています。

 「私たちはアジア全域を視野に入れている、だからエア・アジアなのだ」

 という自負が強烈な印象を受けました。

 その翌日に自社の航空機が事故と言う形になるとは、さすがに日経新聞も記者も当然トニー・フェルナンデスも考えるはずはなく、このインタビュー記事がお蔵入りになっていたかもしれません。

 トニー・フェルナンデスは、プレミアの

 「クイーンズ・パーク・レンジャーズ」

 のオーナーでもありますね。

 ロットからナイキへ契約変更したのが記憶に新しいクイーンズ・パーク・レンジャーズですが、冬休みが無く試合が続くプレミアにおいて、この事故が彼らにどのような影響があるのか。

 実際は想像がつきません。

 一番ファンが不安なのは

 「トニー・フェルナンデスのオーナーシップ継続」

 になるのでしょうが、調べたところ、彼はF1のケイタハムの権利も手中にあったのですが、その権利は既に手放しているそうです。

 ですからフェルナンデスとしては、プレミアに集中したいと考えており、事故があっても後ろ盾からは撤退しないのではないかと感じます。

 クイーンズ・パーク・レンジャーズが本拠地を置くロンドンは、とにかくサッカークラブが幾つもあり、資金を注入することがファンの信頼を得る一番簡単な方法です。

 アーセナルもエミレーツスタジアムの返済が終了し、以前では考えられない金額を補強費に費やしています。

 降格したフラムも、プレミア帰還を目標にしていますし、クイーンズ・パーク・レンジャーズがどうなるのか、アジアでも注目されるように思えます。
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フジテレビ、ザッケローニ体制の特番を放送

2014-12-29 01:38:24 | 日記
 フジテレビが12時5分から1時間、ザッケローニの4年間を通訳の矢野大輔氏と共に振り返る特番を放送しました。

 通訳日記を既に読んだ方は、内容が重複している箇所があったのかもしれません。

 未読の僕にとっては楽しめた内容でしたが、この特番が企画できたのはこの体制が4年続いたためで、今のアギレ体制では恐らくこの形をとる事は無いでしょうね。

 8か月で終えたファルカン体制を

 「コミュニーケーションが取りにくい」
 「次は日本人体制で」

 という形で捨てたように。

 ザッケローニ体制が初陣のアルゼンチン戦の勝利で軌道に乗ったことも確かですが、一方で監督に味わいがあった事も確かです。
 
 この味わいを求心力、言い換えれば

 「この監督と出会えてよかった」
 「監督は胸襟を開ける人物だ」

 という言葉に直せるならば、アギレ監督はまだそこまでの新境地になってはいない、と思います。

 ザッケローニ監督が威圧的ではなく、気軽な存在という見解もメディアにはあったように感じますね。

 トルシエの練習が理に適ったと評価される一方、その軍隊式に揶揄された独善的な物が嫌悪され、オシムの会見は一種の禅問答に陥るリスクも含んでいました。

 ですから、真正面から自分の思いを正直に話すザッケローニ監督は、メディアとしても有難かったのでしょう。

 僕がアギレ体制がザッケローニ体制よりも短命に終わると感じるのは、彼が告発されたからではなく、まだ監督の姿に

 「日本文化に寄り添う姿」

 が見られないためです。

 勿論メキシコ、スペインと風習が違う点は考慮すべきです。

 一方で面食らっているといよりも、淡淡としすぎているように見えるのも事実のように感じますが、選手の感じ方はまた違ってくるのでしょうが。
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