塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

不明瞭な点が多いというマイナス点

2016-03-20 00:38:42 | 日記
 ショーンK氏が謝罪の声明を発表しましたが、ラジオ番組は15年もの長きに渡り続いたと聞きました。

 これだけの期間放送できたのは、彼がうさん臭さを放っていなかったためのように思います。

 当然、彼にやましい気持ちは、ずっとあったと思います。

 だからこそスーツの選び方から着こなし、髪型に表情、そして抑揚まで常に考え抜かれたものだった為に、スタッフも企業も彼に信頼を置いたのではないかと感じます。

 ばれることを隠すために、用心を重ねていたでしょう。

 グレイト・ギャツビーでジェイ・ギャツビーが優雅なたたずまいで、愛するデイジーに近づきたいと思う野心を胸に隠していた事を、僕は連想したのですが。

 タイのタクシン元首相がマンチェスター・シティの買収を行ったことも、自身の潔白を証明するためでした。

 タイでは貧民層を顧みることで多くの支持を集める一方で、反対層からは

 「彼は単にお金をばらまいているだけだ」
 「資金の使用に不明瞭が多すぎる」

 ということで弾劾を受けました。

 事実、やましい点はあったようです。

 彼がシティを買収しれすぐに強化策を施したのも

 1・タイではプレミアの人気が爆発的である
 2・その影響力のあるリーグの一クラブの個人オーナーになることで、自身の影響が衰えていないことを打電する

 という目論見があったためでしょうか。

 彼の政権は短期でおわり、シェイク・マンスールが君臨するわけですが、見てくれの良さは教養を反映する一方、その隠れ蓑がはがされる時こと、本当の姿が現れます。

 そこが難しいと言わざるをえません。

 
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日本企業の売却とカルチョのオーナーシップ

2016-03-20 00:29:35 | 日記
 東芝の白物家電が中国の美的に売却され、シャープも台湾のホンハイ傘下になろうとしています。

 「世界をリードした日本製の終焉」
 「海外企業が目新しい商品を生み出しているが、日本企業に見当たらない」

 という指摘もありますが、サッカーに限らず日本製の愛用者は大勢います。

 そこにあるのは、海外企業に買収されるというセンチメンタルな気持ちかもしれませんし、買収で多くの不当解雇が無いのであれば、それは良い事のように思います。

 アディダスがリーボックを傘下にしたことで、今でもリーボックの品が入手できることは、ファンにとってありがたい事ではないでしょうか?

 例えばインテルがモラッティ家の手を離れ、エリック・トヒルというアジア資本に収まったことを、ガゼッタの記者やファンは残念に思うでしょうか?

 ミランも既に

 「ベルルスコーニのオーナーシップは限界である」 
 「ガッリアーニも退陣すべき」

 という声が盛んです。

 既にアントニオ・ブライダがバルセロナで働いている事を考えれば、目利きといえる若きGM、スカウトの任命はミランにとって急務でしょうね。

 そのミランも、噂されたタイの実業家への譲渡が進みません。

 単純に、その実業家がホラ吹きなのか、ベルルスコーニが手放すことを惜しいと感じているのか、僕には判断しかねます。

 ただ、インテルが歴史あるモラッティ家から離れたときに、さほどの反発を受けなかったことを考えると、ミランでも反発は少ないように思えます。

 日本企業の売却、ミラノの両雄の売却も、ファン、従業員からすれば遠い世界の出来事、言い換えれば
 
 「経営陣の拙さ」

 と感じているためでしょうか。
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