塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

専門店が店じまいを決断する中で

2022-07-09 21:29:29 | 日記
 専門サイト「0014のブログ」において、専門店B&Dが店舗の多くを店じまいすると報じています。

 新型コロナウイルスの余波や青少年のサッカー人口問題、ライバル店の動向など要因はいくつかあるのでしょう。

 B&Dは過去、イタリアの老舗「ヴァルスポルト」の日本独占販売権を持ち、金田喜稔氏によるサッカークリニックのあっせんなど、多くの試みをしていたんですがね。

 ただ過去にもサッカーショップが店じまいをした事例はあり、「フットサークル」「スクデット」「ワールド・スポーツプラザ」などが当てはまります。

 ワールド・スポーツプラザは今のように映像配信がない1990年代、いち早く欧州有名クラブやワールドカップ、UEFAチャンピオンズ・リーグなどの公式ビデオを取り扱い、人気を博しました。

 またフットサークルではレプリカ・ジャージやタオル・マフラー以外にも「コリンシアン」のミニチュア・フィギュアを販売するなど、雑貨の充実度も軍を抜いていたものです。

 勿論加茂スポーツのように今でも大人気の店舗もありますし

 コパ・ムンディアル
 ユーロスポーツ
 ヴィンテージスポーツ

 のように、インターネット、店舗販売に中古品など、サッカーを愛するファンのために魅力ある店舗運営を目指すお店は健在です。

 僕の住む長野県千曲市では、長野市にスポーツデポとゼビオ・スポーツがメガチェーンとして存在し、篠ノ井駅前には「タヤマスポーツ」という、地域に根差したお店があります。

 店舗運営は人件費や立地条件、為替の問題など多角的に見ないといけませんから、経営は年々難しくなると思いますが、ファンはいつも何かを期待してしまうものなのですね。

 
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ワールド・ベースボールクラシック2023の概要から

2022-07-09 21:15:59 | 日記
 2023年開催のワールド・ベースボールクラシックの概要が明らかになりつつあります。

 なんだかんだ言いながらも、米国代表が本腰を入れ始めたこともあり、大リーグの有力選手が米国代表になることが予想されますから、昨年の東京五輪のように日本でプレイする選手たちにマイナー・リーガーを組み合わせる、という形にはならないと思います。

 ちなみに2000年のシドニー五輪、野球の金メダルは米国代表でしたが、この時投手としてチームを支え、ドラフトでミルウオーキー・ブルワーズに入団するベン・シーツは、大変な人気ぶりでしたから今後はワールド・ベースボールクラシックの影響もより甚大になるのではないでしょうか。

 野球米国代表が無視できないようになったのは、2006年と2009年に野球日本代表が連覇したこともそうですが、野球でも国別対抗戦が金になると気付いたためでしょうか。

 サッカーの場合、母国を自負し世界最強も我々、ときどつていたイングランド代表が、実は世界最強でもなく時代錯誤の存在だったという逆説がありました。

 1950年初参加のワールドカップでは米国代表に0-1で敗北
 その1950年代の欧州サッカーは、ハンガリー代表と1954年ワールドカップ優勝のドイツ代表がけん引
 イングランド代表は敬意を払われる存在ではあるが、常に優勝候補というわけではない

 というように、自己の慢心が露呈したのもワールドカップでした。

 野球米国代表はある意味、慢心が生まれても仕方がないほどの精鋭が揃う一方で、常に世界中から野球の最高峰を目指し選手が集い、彼らが母国に還元してゆくという形です。

 少なくとも野球日本代表が予選ラウンドで消えることはないでしょうが、野球はサッカーと異なり時間無制限ですから、逆転のチャンスが多々あることも事実です。
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青山商事のスーツブランド、ヒルトンを観察して

2022-07-09 20:57:42 | 日記
 Jクラブではヴィッセル神戸とサンフレッチェ広島
 プロ野球ならば東京ヤクルト。スワローズとオリックス・バファローズ。

 この4チームはいずれも青山商事が手掛けるブランド「ヒルトン」を、公式スーツとして採用しています。

 ファンからすれば野球日本代表のブルックス・ブラザーズ、サッカー日本代表のアルフレッド・ダンヒルのように、試着をする、実物を実際に見てみたい、と思っても近所に店舗名がないことが多いですよね。

 しかし青山商事は日本全国に店舗がありますし、ヒルトンはイタリアのグアベロ社を軸に欧州の名門生地を採用していることも多く、これらのチームモデルでなくとも試着する価値があるように思います。

 何より価格が

 「リアルプライス」
 「贔屓クラブのスーツが自分でも買える範囲で売られている」

 という点は非常に大きいですよね。

 特にオリックス・バファローズと東京ヤクルトスワローズは、2021年の日本シリーズを戦ったわけですから、きっと青山商事の広報の方々は相当数の問い合わせをいただき、店舗でも試着したいお客がずいぶん訪問したのではないでしょうか。

 ちなみにAC長野パルセイロは青山商事の宿敵「アオキ」のスーツを着用しています。

 実はアオキ、ルーツは長野パルセイロのホームである長野Uスタジアムがあります長野市篠ノ井地区でして、アオキがスポンサーになるのは現在で2度目となります。

 このアオキと長野パルセイロの関係も、ある意味で地域密着といえるのではないでしょうか。

 青山商事は「ザ・スーツカンパニー」の母体ですが、川崎フロンターレのスポンサー「オリヒカ」の母体はアオキなんですよ。

 サッカーでもスーツでも、宿敵の存在は自分を高める要因であることに間違いなさそうです。
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