塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

シルヒオ・ベルルスコーニ他界の一報から

2023-06-12 21:42:14 | 日記
 ズラタン・イブラヒモビッチがACミランを退団ではなく、現役引退を表明
 同時にミランは、パオロ・マルディーニがフロント業務から退くことを表明


 するなど、慌ただしい日々が続いています。


 他に選手の視点でいいますと


 1・鎌田大地はACミランでプレイすることを希望しているが、マルディーニ不在で正式契約には至っていない
 2・ベルギー代表のデケラーレとの契約をどうすべきか


 という2点があります。


 そして今日、ミランはシルヒオ・ベルルスコーニと永遠の別れを行う形となりました。


 ミランがゾーンプレスという革新的戦術を持ったアリゴ・サッキを招聘したことは大きかったですね。


 また、ミランが凄いのは


 1・現在の基本でる「ターン・オーバー」を生みだす
 2・その発案者、ファビオ・カペロは、1991-92シーズンセリエAで無配優勝
 3・レアル・マドリードが手本にしたとされる、まさにスーパー・メガクラブ


 と言う意味合いです。


 ただ、ベルルスコーニのオーナーシップは隣人であるインテル・ミラノのモラッティも含めて時代遅れとなり、世間は


 アーセナルのエミレーツ・スタジアムのようなネーミング・ライツで収益
 FCバイエルン・ミュンヘンのアリアンツ・アレーナのような、素晴らしいスタジアムを常に満杯にしての収益
 パリ・サンジェルマンのように「国家」の後ろ盾


 と言う形の前に脆弱さを露呈します。


 ただ皮肉にも今季のイタリア王者ナポリは、ディ・ラウレンティスと言う個人資産が支えた決勝でもあり、ナポリファンは感謝していると思いますよ。


 ベルルスコーニのオーナー時代、最後のスクデットは2011ン年、そう、ズラタンが移籍初年にもたらした大きな実りでした。


 ミランの財政難が無ければ、彼はフランス、米国、イングランドには渡らず、その間もっとスクデットに輝いた可能性がある、Sンな気がします。
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有名選手も葛藤があると思うのです

2023-06-12 21:26:32 | 日記
 今季横浜ベイスターズに移籍したことでファンを大興奮させたトレバー・バウアー。


 わずか1年契約での来日ですが、横浜首脳陣は再契約を複数年で行うべきなのか、それともJクラブのように選手の意志をまず尊重するかで悩むでしょう。


 トレバー・バウアーは米国時代、暴力事件を起こしたことが発端で来日になりましたよね。


 ですが日本での投球が米国でも話題になれば、大リーグのチームは間違いなく契約打診するはずです。


 トレバー・バウアーが日本の6チーム、2地区編成を狭いと思うのか丁度良いと思うのかわかりません。


 ただ大リーグで鳴らした彼も


 1・引きわけと言う概念があること
 2・ドーム球場が多いこと
 3・公式球の違い


 など、とにかく「体験」することが大事と言う面があったでしょうね。


 大リーグの投手もミズノの硬式ボールの感触は、ローリングスよりも好感触のようですし、その話は東京夏季五輪でも伝わってきました。


 興味深いのは、トレバー・バウアーだろうか、神戸を退団することが決定したアンドレス・イニエスタにとっても


 重農が簡単なリーグなどない
 もし順応が簡単に見えたのであれば、それは僕たちの思い違いでしかない


 と思いますよ。


 野球ならはワールド・シリーズへの挑戦と優勝
 サッカーならば欧州各国でのリーグとカップ戦で優勝


 のほかに、最多勝、得点王に輝く事例は珍しくなくなりつつります。


 それでも僕たちが忘れてはならないのは、選手たちは様々な形で馴染むことに神経を費やし、そこには悩み、葛藤が巻き起こっていることです。


 簡単な仕事はないが適性がある仕事は楽、と僕は思うのですがこの考えそのものが、アマチュアかもしれませんね。
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世界丸見え、カタール・ワールドカップ特集を放送

2023-06-12 21:12:02 | 日記
 夕飯を食べながら「世界丸見え」を見ていましたら、FIFAの汚職、カタールとフランスの関係性についての報道がありました。


 制作したのはデンマークのテレビ局で


 何故サッカーで特色のないカタールが、2022年FIFAワールドカップの開催国になれたのか
 FIFAの役員たちは、賄賂を懐に入れていたのか
 カタールとフランスの関係性は、ニコラ・サルコジの時代から始まる



 という内容でした。


 サルコジはパリ・サンジェルマンがまだ国家カタールと同じ意味を持つ以前からのファンであり、彼らの資金がパリ・サンジェルマンの強化と赤字解消に役だつ。


 と考えたのでしょう。


 また国家カタールはアル・サッドのような知られたクラブもありますが、基本リーグ戦の観客はまばらであり、日本のように


 スタジアムに応援歌がこだまする
 ファンの熱気と屋台の充実さ


 とはいかないといいます。


 国家としてのプロジェクトが開催決定から始まり、2019年初頭のアジア杯では日本代表に勝利し、見事初優勝するもワールドカップの官人な場面では、予選グループでの敗退でした

 
 人権問題の勃発 
 優れた空調設備や移動手段
 レオ・メッシが遂にワールドカップ・トロフィーを掲げる


 という、様々な出来事が起きたワールドカップでしたが、むしろホスト国のさんざんな結果の方が、競技と言う面だけでみれば全く喜べないわけですからね。


 そのカタールは再度、アジア杯2023(厳密に言えば開催年は2024年ですが)も開催します。


 ワールドカップの汚名返上はワールドカップでしか果たせないのですが、少なくとも「威信」を取り戻す形にはなるのではないでしょうか。
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