塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

あらためて考えるアルマーニの凄さ

2023-06-16 21:58:05 | 日記
 ファッションの世界において、メゾンと呼ばれる大手はデザイナーを定期的の交代、刷新を試みます。


 エディ・スリマンのように、サンローラン、ディオール、そして現在のセリーヌのように第一線で活躍し続ける方もいれば、ミウッチャ・プラダのようの「家長」として責任を担う存在もいます。


 その中で「帝王」と呼ばれ、尊厳と敬意を集めているのがジョルジオ・アルマーニです。


 彼は当初からデザイナーとして暮らしていたわけでなく、医師でした。


 アルマーニが持つ解剖学の知識が、裁断やデザインに大きく影響していることは間違いないでしょうし、「ルーズ」と「ルーズ・フィット」の違いを明らかにしたことでも知られています。


 そして彼のライン「エンポリオ・アルマーニ」を着用するナポリがスクデットを獲得したこと。


 このことはアルマーニにとっても嬉しかったでしょうね。


 ACミランがドルチェ・アンド・ガッバーナの公式スーツを着用していますが、彼らはシチリアにルーツがあるはずです。


 イタリアで常に起きる南北問題
 南は常に北から侮蔑されてきた


 事を思いますと、ミラノの象徴であるアルマーニにデザインを依頼したナポリの会長、ディ・ラウレンティスはなかなかの存在ではないでしょうか。


 ミラノのモンテナポレオーネ通りには、プラダ、ブルガリにグッチなど人気銘柄が並びますが、ナポリやシチリアは


 仕立て文化としての誇り
 特にナポリの仕立服を好む富裕層は実に多い


 と着ています。


 ただ彼らはサッカージャージをデザインするようなことはないでしょうから、アルマーニを選択したナポリはある意味で現実着てであり、マクロンやディアドラにも刺激を与えた気がします。


 アルマーニはデザインを一貫して自分で企画し、交代をする素振りもなくその点でも驚異的と言えますよ。
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日本代表の中村敬斗が背負う可能性

2023-06-16 21:28:48 | 日記
 オーストリア・ブンデスリーガのリンルに在籍する中村敬斗。


 日本代表にも召集され、今夏は多方面から獲得の打診があるようで、市場価値が急激に上昇しています。


 僕は何となくで恐縮ですが、中村はそのオーストリア代表のアルナウトビッチ。大胆に言えばズラタン・イブラモビッチに近い形ではないかと思うのです。


 前線でポストとしての機能
 確かな足元の技術
 中盤に下がって試合を組み立てる視野の持ち主


 というのは、3選手に共通していると思うんですね。


 結果としては「喧嘩別れ」になりましたが、グアルディオラがFCバルセロナを率いていた2009-10シーズン、イブラヒモビッチはインテル・ミラノから移籍、加入しました。


 グアルディオラは彼を最前線に配置する4-3-3でスタートしますが、シーズン中ごろにはレオ・メッシを1トップ、イブラヒモビッチをその背後に起用する4-2-3-1を採用します。


 しかし、この決断に対してスウエーデン代表のエースは納得がいかず、最終的にはACミランに移籍、指揮官との不和、怪我もあり在籍はわずか1年でした。


 グアルディオラからすれば


 1・レオ・メッシとの共存関係
 3・彼の器用さを最大下減活用し、同時にイブラヒモビッチの新しい可能性を見つけたい


 と考えたようにも思います。


 ただこの4-2-3-1は、イブラヒモビッチには相当な形で窮屈だったのでしょうし、主役の座を奪わエれたと憤慨した面もあったと思います。


 中村が現状、上田綺世よりも出場機会が多くないわけですが、彼の離脱によりチャンスが巡ってきたとも言えます。


 古橋享吾の存在も含めて、日本代表の前線は俄然興味深い形になってきました。


 森保一日本代表監督も、今回は招集を見送った横浜Fマリノスの西村、湘南ベルマーレの町野も含めてよい兆候と考えている気がします。
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DVD「ディオールと私」を購入して

2023-06-16 21:15:34 | 日記
 いぜんにもお話ししたように、アディダスは著名デザイナーとの共演が多いですよね。


 その中の一人にラフ・シモンズがいますが、彼は第一線から退くことを決断したと聞きました。


 ラフ・シモンズは一時期ディオールのデザイナーを務めており、その日々に密着した作品「ディオールと私」を見てみたいと考えていました。


 すると今日、DVDが中古で売られている場面に出くわし、すぐに購入しました。


 ディオールは現在、キム・ジョーンズが統括責任者であり、パリ・サンジェルマンに公式スーツを提供しています。


 ただディオールとの契約は2年と短く、恐らく今季で契約が終了するのではないでしょうか。


 パリ・サンジェルマンがある意味、首都パリだけでなく「国家フランス」の高揚につながりますから、ランバンやチオフォネリ、エルメスなど新しい公式ーツのブランドにはフランス生まれが指名される気がします。


 僕はこの作品を鑑賞していませんが


 1・ナイキやアディダスが、契約クラブ、契約各国のデザインをどのように考え提案するのか
 2・新素材の探求、斬新なデザインの源が誕生する瞬間
 3・選手に着用してもtらったさいの意見交換


 など、ジャージやアンセム・ジャケットが誕生する裏側がドキュメンタリーにならないか、なれば面白いのではないかと感じます。


 通常ファッションの世界は販売員や商事、もしくはコレクション・デザイナーが基本ですが、スポーツシューズやジャージを企画することも、立派な須吾だと思いますからね。
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