塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思うフィリップ・トルシエ

2023-06-24 12:27:33 | 日記
 AFCアジア杯が2024年、カタールをホストとして開催されます。


 ベトナム代表はかつて日本代表監督だったフィリップ・トルシエを指揮官に迎えましたが、彼は日本代表を指揮した後、カタール代表監督にもなっています。


 ある意味で極東、東南アジア、西アジアで指揮、日々を暮らした稀有な存在と言えます。


 カタール代表監督時代も最終ラインを3枚で構成するも、当時のカタール代表の選手たちには、ラインを押しが得る意味が通じなかったといいます。


 その点を考慮すれば


 ホスト国としての責務は果たせなかったが、ワールドカップを戦う
 2019年には日本代表に勝利し、アジア杯で優勝
 日本と同様に2019年のコパ・アメリカに招待


 と言う形で過去20年で劇的な変化がありました。


 ベトナム代表が現状、どの程度の戦力を所持しているかはわかりかねますが、日本代表時代のように


 本職でない選手を自分の計画、布陣にあてはめる
 中村俊輔を批判の対象としたように、誰かを批判の的にする


 形にしているのでしょうか。


 日本代表の3-5-2(2002年当時)は、両翼に現在の伊東と三笘のように縦に疾走できる選手を配置刺す、小野伸二のようなプレイメイカーを配置する形で進みます。


 攻守のバランスを考えることは確かに大切ですが、選手に最適な場所でなかったことも事実でしょう。


 ベトナム代表の多くは国内リーグにいるでしょうから、当時に日本代表同様に視察と言う点では恵まれていると思います。


 このフランス人がどのような形で強化策を練りだすのか、教会と日本時代と同じようにぶつかってゆくのかは、大きなカギを握る気がしますね。


 少なくとも森保一日本代表監督のように、折り合いをつけるという考えはないのではない出y草加。
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イタリアからイングランドへ渡ることの困難

2023-06-24 12:16:47 | 日記
 1995-96シーズン、インテルミラノにはベニート・カルボーネという、若きイタリア人選手がいました。


 クラブはカルボーネを軸に将来を描こうとしたのでしょうか、背番号10を与え(当時はアンブロがスポンサー)彼も鮮やかに躍動します。


 しかし彼らに何か不都合があったのでしょう、カルボーネはインテルミラノを去る決断を下し、移籍先にイングランドのシェフィールド・ウエンズディを選択します。


 今ではシェフィールドと言えば「ユナイテッド」が知られていますが、当時はウエンズディの方が知名度が高く、イングランド代表のクリス・ワドルも在籍していたはずです。


 しかしカルボーネの思惑は外れ、イタリアよりもフィジカル・コンタクトがきついプレミア・リーグでは、技術や戦術眼を披露する機会が少なかったんですね。


 手ルシーにおいて


 ジャンフランコ・ゾラ ファンから最も愛された外国籍選手
 ロベルト・ディ・マテオ 指揮官としてUEFAチャンピオンズ・リーグをもたらす
 ジャンルカ・ビアリ 選手と指揮官を兼任


 というイタリア代表選手の活躍は確かに目立ったものです。


 しかしカルボーネはあがき、苦しんだ事例となりました。


 当時のインテルはロイ・ホジソンが指揮官でしたが、以後指揮官交代も相次ぎ、よく指摘される「ロベルト・カルロスのレアル移籍」のこの時に決断されました。


 どうしてカルボーネを話をしているかと言いますと、ACミランがニューキャッスル・ユナイテッドにイタリア代表のサンドロ・トナーリを110億円で譲渡すると指摘されているためです。


 本人が希望しない移籍
 カカの時とどうように、選手を換金対象とする


 何よりイタリアとイングランドでは、同じサッカーではありませんからね。


 このトナーリの移籍は彼の岐路となるでしょうし、行く前から不安があればやはり心に影響があると思うのです。


 イングランドにはむしろ「ホーム・グロウン」があり、イタリアはこの点希薄ともいえそうです。
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アシックス、販路の拡大を狙うべきか

2023-06-24 11:55:35 | 日記
 古橋享吾が仮にセルティック・グラスゴーから、指摘されるトテナム・スパーズに移籍したとします。


 そうしますとアーセナルには同じく日本代表の富安健要がいますから、ノースロンドン・ダービーはより日本で注目されることでしょう。


 同時に両選手はアシックスと契約していますから、アシックスにとっては


 英国内での販売促進
 欧州での販売テコ入れ


 に大きくつながる可能性がある気がしませんか。


 アシックスは過去、ニューキャッスル・ユナイテッドのスポンサーだった時期があり、一方でイタリアでは愛用選手とクラブが目立ちました。


 サンプドリア 90年代 ロベルト・マンチーニ在籍時
 アントニオ・ディ・ナターレ、ロベルト・マンチーニ、フランコ・バレージと言うイタリア代表選手たち


 特に2006年ワールドカップ優勝時は、ファビオ・グロッソがアシックスで躍動し、その後インテル・ミラノに移籍してスクデットも獲得します。


 ナイキを履く(結果再契約になりますが当時、フランチェスコ・トッティはディアドラ)選手が多い中、アシックスで優勝したグロッソは、目立つ存在でしたね。


 アシックス契約選手ですと、林大地が2部ではありますがニュルンベルクという新天地に挑み、結果を出せばブンデスリーガ1部を狙える可能性があります。


 モルテンのボールもそうですが、日本代表がワールドカップを戦う前から、用具に関しては常に海外市場と日本市場が視野に入っていたわけです。


 アシックスが米国市場と欧州市場をどのように考えているかわかりませんが、販路拡大を視野に入れていることは、間違いないのではないでしょうか。


 「オニツカ・タイガー」のスニーカーも人気が高いですし。
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ファンが選手と近くに感じたい理由

2023-06-24 11:47:34 | 日記
 ヴィッセル神戸は7月1日の試合を最後にクラブを去るアンドレス・イニエスタのため、888万円の観戦チケットを販売しますね。


 今夏来日するパリ・サンジェルマンは、億単位で入場券を販売するといいますが、それはあくまでネイマール、キリアン・エムバッペと言う主力が在籍しての代物でしょう。


 ただそれだけ


 ファンは名手を近くに感じたい
 ファンは選手に会いたい、直接話しかけたい
 そのためならばお金は惜しまない


 という意味ではないでしょうか。


 米国ではアリーナに接待やプライベートが保たれる「スカイボックス」、つまり客単価の多い席を設けてきました。


 AC長野パルセイロのような3部でも同様の試みを行っています。


 一方でNBAニューヨーク・ニックスの試合では、映画監督スパイク・リーが接待ではなく、純粋にチームを鼓舞するため、自分の観戦のために最前列の席を陣取ります。


 マイケル・ジョーダンとも懇意である
 エアー・ジョーダンのCM作成
 インディアナ・ペイサーズの盟主、レジー・ミラーとの試合中の公論


 などはファンにとってなじみがあります。


 逆に彼と近くにいたファンは、リーの掛け声を聞くことが出来るという「おまけ」がつくわけですよ。


 FCバイエルン・ミュンヘン、インテル・ミラノにセルティック・グラスゴーの入場券がいかほどか、まだわかりません。


 ただ韓国ではASローマが支払い未納が発生し、ツアーができないという話が浮上しており、混乱が見られます。


 少なくとも現状日本ではツアーがキャンセルになる話は聞いていませんが、有名クラブの来日はそれだけお金を生み、ファンの熱狂を集めます。


 J1クラブが背伸びをして有名外国籍選手を獲得すれば、インテル・マイアミのように高額入場券を売り出せる機会にもなりますが。


 
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