塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

記録は維持か、それとも破るものか

2025-02-09 14:57:52 | 日記

 記録と呼ばれるものは、どの競技でも破られることに意味があるといいます。

 

 確かに2004年、イチローは年間安打記録を更新した際に、ジョージ・シスラーというかつての記録保持者の名前が浮かび上がったように、過去の名手と現在の名手の対比は、興味深いものです。

 

 しかし、破られない記録もあると思うんですよ。

 

 日本ならば読売巨人軍のリーグ9連覇がそうですし、鹿島アントラーズのリーグ3連覇は、仮にヴィッセル神戸が今季果たせなければ、燦然と輝きを保ちます。

 

 個人記録ならば、NBAのミルウオーキー・バックスに、オスカー・ロバートソンという名手がいました。

 

 1971年バックスは見事NBA優勝を果たしますが、このロバートソンと共に大活躍したのが、ルー・アルシンダーといいます。

 

 バックス在籍の後にLAレイカーズに移籍

 レイカーズでもリーグ優勝を味わい、アディダス契約選手の第一人者でもある

 解明し、アブドウル・ジャバーを名乗る

 

 がそうなのですが、この優勝時ロバートソンはシーズン通じて、「年間成績のトリプルダブル」を達成します。

 

 本当にすごいことですよね。

 

 この記録はマイケル・ジョーダンはコビー・ブライアント、レブロン・ジェームズも一目置くものでしょうし、まだまだ破られる気配すらありません。

 

 日本と世界の枠を超え、57歳で現役選手である三浦知良も同じではないでしょうか。

 

 カテゴリーはアマチュアになりますが、それでも選手生活を続けていることに、世界中が驚嘆していますし、仮に引退を表明すれば、過去にプレイしたイタリアとクロアチア、オーストラリアでも大きく報道されるに違いありません。

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コンバース・ジャパンが市場にくさびを打ち込む

2025-02-09 14:47:24 | 日記

 コンバース・ジャパンが今月28日から、「LGCY」という新しいカテゴリーを発表します。

 

 これは1970年代のデザインを踏襲しながら、現代の技術を投入した商品でコンバース・アディクトやタイムラインに代表される、ヴィンテージの面影を漂わせています。

 

 ただ、僕はこのカテゴリーは完全に

 

 コンバースUSAが企画、卸と販売を手掛けるCT70への対抗策

 雑誌が日本企画よりも、こちらを推挙していることへの反発心

 

 が生み出したものだと思っています。

 

 コンバースUSAの商品は、日本流通がないのですが、中古品と新品問わず専門雑誌ではよく紹介されていますから、相当ないらだちがあるのではないでしょうか。

 

 価格はこの「LGCY]が抑え目であり、長野市内で取扱店舗があるのかどうか定かではありませが、コンバース・ジャパンからすれば反響は既に大きく届いていると思います・

 

 ミズノが代表作「モレリア・ネオ」で、海外限定デザインの「オリガミ」を企画していた時期があります。

 

 本家日本の選手たちが購入、着用はできない

 あくまで海外での販売促進が焦点であり、実際反響があった

 

 というもので、契約選手たちも「オリガミ」のデザインは魅力的だったかもしれません。

 

 このようなある種の「ねじれ現象」は、本社と支社がある以上、致し方ないのでしょうが、消費者からすると面倒な問題といえます。

 

 ちなみにリーとラングラーのジーパンも、日本流通と海外流通は大きく異なるといいますよ。

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リーグの顔という大切な問題

2025-02-09 14:38:29 | 日記

 Jリーグが盛り上がりにかける要因に、過去のラモス瑠偉や三浦知良のような、アイコンが不在という声があります。

 

 当時の日本代表選手が、イタリアやスペインはおろか、ポルトガルやベルギーのような中継地の国からも、移籍の打診はほぼ皆無でした。

 

 結果的にファンは、お目当ての選手を確認できましたし、当時はリーグ戦が恐ろしいことに週2試合くまれていましたからね。

 

 現在は高校生も渡欧できる時代になりましたし、一方で欧州クラブからのオファーを吟味し

 

 私は大学リーグで場数を踏みます

 私はまず、日本でプロ選手になります

 

 という多くの選択肢が生まれています。

 

 それはWEリーグも同じでしょうか。

 

 2011年のFIFA女子ワールドカップ優勝から翌年のロンドン五輪銀メダルまで、宮間あやも澤穂希も日本でプレイしていました。

 

 世界王者の選手たちをスタジアムに観にいこう

 日本女子代表の試合も注目だ

 

 という形で、ファンが関心を持ち続けることができたのは、世界王者の選手たちが、現在のように米国と欧州に散る形ではなかったためです。

 

 ニールセン新代表監督が先日発表した代表選手たちも、日本代表と同様に9割を海外クラブの選手たちが占めていますよね。

 

 例えばAC長野パルセイロ、サンフレッチェ広島、三菱重工浦和レッズ・レディースなど、個人で応援するクラブの選手たちは判別できますが、リーグの顔、リーグを代表する選手、という問いかけには、苦労するでしょう。

 

 WEリーグとJリーグは、案外同じ課題を持っているのではないでしょうか。

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