ニールセン新監督の初陣となった、米国でのオーストラリア代表戦、日本女子代表は4-0で内容も含めて完勝と聞きました。
池田太前監督の基本布陣3-4-2-1に対し、ニールセン新監督は最終ラインを4選手で構成したと聞きましたが、今後布陣を固定するのか、変動するのかも見ものでしょうね。
米国開催のシーブリーズカップを含め、女子代表というのは欧州よりも米国代表を軸に展開してきた印象です。
米国女子代表はいち早くプロになり、ミア・ハム、ワンバック、ミーガン・ラピノーなど、世界規模で敬愛される選手を生み出してきました。
今でこそ女子版のUEFAチャンピオンズ・リーグの観客動員は、けた違いに上昇していますし、イングランドとイタリア、スウエーデンなど国内リーグが活況の国もあります。
日本もプロ化しましたし、海外移籍の際欧州を選ぶ選手は明らかに増加傾向です。
それでも米国女子代表は常に、五輪とワールドカップで優勝を狙える強国であり、プロリーグでいち早く女子サッカーをけん引してきたという自負も当然あるでしょうしね。
日本女子サッカーも本当に世界規模でアクションを起こしたいならば、このシーブリーズカップのような、他国を招いての協賛試合を企画することも検討する必要がある気がします。
男子代表でいえばキリンカップとキリン・チャレンジカップがそうです。
このキリンの協賛のような友好関係を築ければ、と考えた次第ですよ。