ビームスはシップスとユナイテッドアローズと並ぶ、日本を代表する洋服店です。
これらが企画する背広やシャツ、ジーパンは一般に「セレクトショップ・オリジナル」と呼ばれ、価格は控えめですが高品質ということで、大変人気がありますね。
僕は春先、そのビームスが90年代に発表したピケ・ジーンズ「211」を購入、先日裾直しをして今日から使用しています。
ピケ、コールテン、サテンにツイルという異素材のジーパンは、デニムにない味わい、履いているだけで洒落た感じがしますよ。
90年代、リーのサテンジーンズ201は7300円でしたが、今の価格はなかなか新品で購入しずらいものです。
このような90年代、80年代の店舗オリジナルが仮に「ヴィンテージ」「クラシック」と呼ばれるならば、B&Dが企画したヴァルスポルトの独占販売権で発売したスパイクも、ヴィンテージ扱いになるでしょうか。
また僕の近所のスリフトでは、1990年代に発売されたジーパン
リーのダンガリーズ288
エドウイン503ZZ
いずれもエドウインが生産した日本製が売られています。
503は今でもエドウインの看板商品であり、その店にはストレッチ素材でレザーパッチの下に日の丸が入るデザインも売られています。
実はこれら、3着買っても6000円でおつりが来るのですが、実は商品代金の半分を「お直し」に出す、つまり修繕費用が商品代金に限りなく近いという、興味深い形です。
僕が先日購入したエドウインのUSクラシックは、商品代金よりもお直し代金が2倍するという矛盾(それでも合算して1700円くらい)という形ですが、案外このような90年代のレギュラー、耳なしにも良い色落ちがあるんです。
サッカージャージも選手に近づくため、マーキング、オーセンティック、スクデットパッチなどありますよね。
でも案外マーキングなしのレギュラーも、良いかいものではないでしょうか。