塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

シュードッグと言う題名に見るナイキの矜持

2023-08-08 22:15:16 | 日記
 太田黒奉之翻訳で東洋経済新報社からっ刊行された「シュードッグ 靴にすべてを」


 大リーグやNFLで勝利に飢えている選手、チームを「アンダードッグ」と言いますが、シュードッグは


 常に最先端の靴を提供する
 私の情熱はいつまでも続く


 という著者であり、創業者のフィル・ナイトの強い意志だと痛感します。


 ナイキとオニツカ・タイガーの関係性は広く知られるようになりましたが、実は1990年代、経営に苦しみアディダスも、ナイキから相当ヘッドハンティングを行っています。


 サッカーでいえば


 1994年ワールドカップにおけるプレデターの投入
 1993年、八百長となるが、サポートすオリンピック・マルセイユのUEFAチャンピオンズ・リーグ優勝
 彼らが着用した肩の美ビッグ・ストライプ


 など、独創的な面が見られました。


 しかし、米国市場ではナイキだけでなくリーボックにも太刀打ちできず、アディダスの人気は低迷していましたが、それよりもひどかったのはプーマでした。


 ナイキとリーボックは1994年の米国ワールドカップから本格的にサッカーを意識し、ナイキは現在に足ります。


 当時の情勢を思えば


 ナイキとアディダスの2強対決になる構図は考えらない
 それだけナイキをアディダスの居地は乖離していた

 
 印象が強いのです。


 それはバスケット市場でアディダスが大きく停滞していただけでなく、夏季五輪でもナイキ契約選手が増加していたためです。


 それでも十八番であるFIFAワールドカップの派遣は、まだアディダスが握っていると思われます。


 また女子サッカーでも、今回のワールドカップ出場国の9割は、ナイキかアディダスのいずれかと契約しています。


 共倒れの気配はない
 今後も激しい市場競争が続く


 となれば、むしろ写真の精神状態が気になるのですね。


 激務と言う言葉が陳腐になるのではないでしょうか。
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