政治家と財務省の倒錯

政治家と財務省と財務省の息の掛かった御用学者とマスコミは「税収が足りない」と言ってまず消費税を増税しようとする。法人税と所得税には手をつけない。むしろ法人税は国際競争力強化のためという名目で減税する。

消費税を増税すれば確かに税収は増えるのだが、景気は悪化するのでむしろ総税収は減るという「倒錯」を起こす。

政治家と財務省と財務省の息の掛かった御用学者とマスコミの倒錯はそれだけではない。「増税」で国民に負担をお願いするのだから歳出も減らさなければならないなどと言って歳出まで減らすのである。

GDPを維持するには政府支出もある程度必要なのだ。歳出を減らしてしまってはGDPまで減ってしまう。GDPが減れば税収も減り・・・という悪循環である。

これが「失われた30年」の実情だ。この間違いを30年繰り返してきたのだ。

経済を成長させるには政府でも民間でも良いが、使う金を増やす以外にない。そのためには何度も繰り返しているが、減税か国債発行しかないのだ。

だが自民党新総裁に選出された菅義偉は消費税を増税すると言った。そのために行政改革を徹底するとも。消費税増税に関しては10年はしないと修正したが。

消費税増税に関しては言うまでもない。「増税」だから市中に出回るお金が減り景気を悪化させる。行政改革とはつまり「歳出削減」だ。政府支出を減らすことも市中に出回るお金を減らすことだからやはり景気が悪化する。

菅義偉の政治は景気悪化がもう目に見えているわけだ。「失われた30年」の「倒錯」をまた繰り返すことになる。菅義偉は1年で政権から逐わねばならない。

菅内閣は1年で終わらせなければならない - 面白く、そして下らない


（参考サイト）

菅総理でも消費増税でマイナス成長が確実 : 世界のニュース　トトメス5世

消費増税と緊縮予算で早くもダメ総理確定か失われた40年が確定新総理が確実な菅義偉長官は9月10日のテレビ番組で「消費税は上げざるを得ない」と...

世界のニュース　トトメス5世

 

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