面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

自衛隊用語を直したい

2021-08-14 19:25:54 | 外交・安全保障・国際
自衛隊は軍隊であって軍隊でない。日本は憲法上軍隊を持つことができないので自衛隊としている。旧日本軍が使っていた用語を自衛隊用語と呼ばれる用語にわざわざ直して使っている。大佐を一佐というように。気持ち悪いのでその用語を旧日本軍及び諸外国の軍隊が使う用語の日本訳に直したい。

現役自衛官はどの程度気にしているのかは正直わからない。だが私にはどうにも気持ち悪くて嫌なのだ。それに日本語としてのそれだが、大佐や中将とした方が「ふかし」が効いていていくらかは安全保障に寄与するのではないかと思うのだ。左翼は嫌がりそうだが。

まず階級だ。

陸将、海将、空将をそれぞれ陸軍・海軍・空軍大将、陸軍・海軍・空軍中将としたいが、「軍」ではないので、陸大将ないし、陸上大将になるだろうか。統合幕僚長及び陸海空の幕僚長、そして陸上総隊司令官、自衛艦隊司令官、航空総隊司令官が大将になる。

陸上総隊は屋上屋の組織ではないかと思うし、どうしても必要なら方面隊を廃止すべきだと思うのだが、将官ポスト削減はできないようだ。

将補は少将として、旧日本軍になかった准将の階級を新設する。陸上自衛隊の旅団長の階級が准将であり、師団長が少将になる。軍団長が中将になるわけだが、旧日本軍では師団長の上が「軍」であったので、軍司令官、方面隊総監が中将になる。階級インフレもあるかもしれないので方面隊総監も大将かもしれない。

1佐、2佐、3佐が大佐、中佐、少佐になる。一尉、二尉、三尉も大尉、中尉、少尉だ。准尉はそのまま准尉で良いだろう。私は階級は漢数字の方が好きなのだが、法律か政令でアラビア数字を用いることになってしまった。警察の捜査1課などもそうだ。

曹長、1曹、2曹、3曹は曹長、軍曹、伍長だが、一階級足りないので自衛隊の曹長は上級曹長や特務曹長になるだろうか。

士長、1士、2士は兵長、上等兵、一等兵、二等兵とすれば良い。一階級増やしても問題はあるまい。

次は職種だ。3自衛隊で48職種あるのだが、普通科など高校かと思ってしまう。歩兵科にすべきだ。

機甲科は戦車兵相当なのだが、機甲科はダサくないので戦車科にしなくても良いかもしれない。

特科は砲兵科だ。野戦特科と高射特科に分類されているので分けるなら野戦砲兵科、高射砲兵科になる。

情報科は諜報科とすべきか情報科のままの方が良いか悩みどころだ。

航空科は航空兵科。施設科は工兵科。通信科は通信科。武器科は武器科のままだ。

需品科は需品科のままだろうか。

輸送科は輜重兵科とすれば良い。

化学科は化学科。

警務科は憲兵科。

会計科は主計科とすれば良いのではないか。

衛生科は衛生科で、音楽科は軍楽科。「軍」という用語は使えないかもしれないが。

三自衛隊統合運用のために会計科を主計科としたり、警務科、情報科、施設科、通信科、需品科、衛生科、法務科、音楽科などは三自衛隊統合運用すべきではないか。

また海上自衛隊は護衛艦の定員が不足しているから海上自衛隊志願者はできるだけ艦艇に乗せて、基地の警備任務に就く要員は陸上自衛隊から回すのが良いと思う。航空自衛隊も同様だ。

統合幕僚監部は統合参謀本部にして貰いたい。もちろんトップは制服組のトップで、統合参謀本部総長だ。

防衛省も国防省が良いだろう。だが「兵部省」というのも歴史があって良いと思うのだ。流石に時代掛かっているだろうか。「ふかし」には良いと思うのが。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 在日朝鮮人は税金を日本人と... | トップ | どんな小さな役職にも権限がある »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

外交・安全保障・国際」カテゴリの最新記事