面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

即位礼正殿の儀を終えて

2019-10-22 23:50:27 | 皇室
天皇陛下が御即位を内外に宣明される「即位礼正殿の儀」が執り行われた。

即位礼正殿の儀参列予定の国・機関と出席者 外務省発表、21日時点 2019.10.22 08:55(産経新聞)によれば194カ国を招待したところ、このうち21日時点で183カ国が出席の回答をし、183カ国のうち本国から要人が出席するのは156カ国で、27カ国は駐日大使の出席だ。

日本最大の行事なのに出席を断った國とはODAを止めるなど付き合いを考え直した方が良いだろう。あまりにも無礼だ。駐日大使出席で済ます國も何を考えているのか。

王族がいる國は国王か王太子(皇太子)が出席するべきで、共和国は実権を握るのが首相であろうとも大統領の出席が望ましい。実権を持たない大統領は儀礼には出席しやすいだろう。

それが米国からして運輸長官に過ぎない。支那は政治局常務委員ではない国家副主席だ。英国は常のようにチャールズ王太子(皇太子)。ドイツは大統領夫妻だが、フランスはサルコジ「元」大統領でしかない。ロシアは上院副議長とかなり格下だ。上皇陛下がロシアを実はお嫌いだったとの話を聞くと無理もないのかもしれないが。

トルコはエルドアン大統領が出席するはずだったが、シリア侵攻で取り止めた。これは仕方ないのかもしれない。だがせめて副大統領を出席させれば良いものを。イスラエルは駐日大使に過ぎないが、これは総選挙中だからだろう。大統領も首相(候補)に組閣を要請するから國を留守にできないのだ。腹は立つが。

国王か王太子あるいは大統領の出席する國は日本と関係が深いか、仲が良いと言えるのではないか。大統領が実権を持ちながらも自ら出席する國とは付き合いを深めたいものだ。フィリピンなどだ。ミャンマーもアウンサンスーチー国家顧問その人だ。憲法上大統領にはなれないが実権はアウンサンスーチーが握っている。

儀式への出席者の格でその國が日本と仲が良いか、あるいは日本を重視しているかがわかる。「外交」の面白さであろう。

また日本国憲法の「国民主権」や「政教分離原則」への過度の配慮から儀式が少し変わったのは残念であった。天皇陛下の即位の礼を変えさせるなど日本国憲法の方が間違いなのだ。

それに反天皇勢力は配慮など何も感じない。朝敵侵略宗教キリスト教。連中は日本の国柄を破壊し、自分達が支配勢力に取って代わることしか頭にないのである。

やはり問題は皇位継承者の著しい減少だ。事実上次の皇位継承者は悠仁親王殿下しかおられない。秋篠宮殿下は弟宮だから御本人が漏らされたように今上陛下と御歳が近すぎる。「次代」の皇位継承者とは言えない。

やはりGHQによって皇籍離脱を強制された旧宮家の方々に皇族に復帰して戴くしかない。皇位継承には旧宮家の復帰を

女性天皇や女系天皇を認めるべきだとする世論の意見は強いが、世論は女系天皇の意味すら理解していない。

今上陛下は第126代天皇だ。その126代の天皇に女性天皇はおられても女系天皇は一人もおられない。男系こそが「天皇」の天皇たる由縁であり、女系天皇が即位してしまえばそれはもう「天皇」ではない。

憲法改正は先延ばしににできても皇位継承者の減少には今取り組まねばならないことだ。安倍晋三が先延ばしにしないことを望む。

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