RATで奏でる日々。

何気ない毎日を紡ぐものがたり。

安定しない期。(15w6d)

2018-01-28 19:46:46 | 次男妊娠中。
あと数日で「安定期」と呼ばれる16週、妊娠5ヶ月となります。

息子の時は、ようやくその頃、近い友だちに妊娠したよって報告をしました。

でも、息子を授かるまで時間がかかった私は、地元のあんまり会う機会がない友だちには、なかなか話せなかった記憶があります。

職場の上司からも、安定期なんてあってないようなもんだって言われていたのもあったしね。
その時はその言葉、そこまでピンときてなかったんだけど…。

やっぱり何があるかわからないって思って、いつでも気にしていた。

結局は妊娠期には何のトラブルもなく…なんなら予定日過ぎても産まれてこないくらい元気な息子だった。


でも、今回の妊娠を経験して

安定期なんてない!!!

と言うことを、実感しています。



妊娠は病気じゃない。

でも、いつも通りでいられるわけじゃない。

1度目の妊娠じゃわからなかったことが、今回とてもよく理解できました…。。。



生きていると、いろんなことがあります。

私は24歳くらいから、終わりの見えない不妊治療を長くしていた。
たくさん痛くてたくさん泣いて。
たくさんの人を羨んで妬んで僻んで。

でも、治療を休んでいるタイミングで、
息子を授かることができた。

そんな息子は2歳の時に手術の経験をして。

2人目は治療をするにはお金も時間も余裕がなくて諦めていた。

そんな時に、また自然に授かることができた。

2人目は12週で大量出血、入院になってしまった。(今現在)

本当は息子と2人目の間に、もう1人自然に授かれた。でも、初期で流産してしまった。

きっと、みんな言わないだけで、いろんなことがあって。
私が経験したことは、希なことではないと思うけど…。

それでも、不妊治療をしている間は、身近にこんな経験をしてる人がいなくて、どうして私ばっかりって、何度も何度も思った。

なんなら、今回も、どうして私入院になってしまったのって。何度も思った。

すごくすごく思ったけど、

でもこれは、たぶん、私には必要な経験で。
意味のあることで。


ツライ治療を経て、息子に会えた時
私は、世界一幸せだと思った。

こんな言い方は語弊があるけど、
すぐに授かれた人以上に、幸せだ、と思った。

今でも、あの長い終わりの見えない治療を思い出すと泣けてくる。

息子に対して、怒る時もしょっちゅうあるけど
この子が居なかったら私は今どうなっていたのだろうと考えると、怖くなる。
私を母にしてくれた息子にはありがとうの気持ちしか見つからなくて。



今回のトラブルはもしかしたら、
2人目の子が私に何か教えてくれようとしてるのかな〜
お兄ちゃんだけじゃなくて、自分のことも大切にしてねって言われてるような…

2人目が欲しいと思ったのも、息子に弟妹を作ってあげたかったという思いが強かったから。

見透かされていたかな…?



ツライ、悲しいことがあったら、そこになんの意味があるのかを考えるようになってから、いろんなことへの受け止め方が変わってきた。


そして、私の経験が、誰かの助けになるかもしれない。
何かの参考になるかもしれない。寄り添えるかもしれない。

そんなことを思って、ブログに残すようにしています。



もうすぐ安定期だけど、安定しない私。

でも、考えてみれば、長くてもこの子を産むまでの辛抱。
そう、腹をくくるまではまだ修行が足りないけれど…笑

今の段階では、勝手に2月中に退院したいと思ってる、そんな母である。笑





*息子の筋性斜頸の手術の記事は、常に閲覧数がすごく高い。
気にして調べてる人がいるのかなって思うので、誰かの何かの助けになれれば幸いだなぁ!
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